【ライヴレポート】OKAMOTO’Sが岡本太郎生誕100年イベントで新曲をパフォーマンス

芸術家・岡本太郎100歳の誕生日にあたる2月26日（土）、六本木ヒルズアリーナで、岡本太郎生誕100年を祝うバースデーイベント『TARO100祭』にOKAMOTO’Sが出演し、岡本太郎氏の生誕100年を記念して書き下ろした新曲を初披露した。

昨年『10’S』、『オカモトズに夢中』と2枚のアルバムをリリースし、アメリカ・オーストラリア・香港と海外ライヴツアーを含む年間100本を越えるライヴを敢行、音楽専門誌を中心に2010年のベストアルバムやニューカマーとして選出され、いっそう注目を浴びているOKAMOTO’S。彼らがそのバンド名の由来ともなっている敬愛する岡本太郎氏の生誕100年記念イベント『TARO100祭』のライヴの1番手として出演した。このイベントで岡本太郎生誕100年のメモリアルイヤーの幕開けとなるため、OKAMOTO’Sがまさに開会宣言するともいえるライヴを行なった。

イベントに集まった1300名のオーディエンスを前に、「Stomp Feet Stomp」、「Beek」と続けて披露。ライヴ冒頭からOKAMOTO’Sの若さと勢い全開のライヴパフォーマンスにオーディエンスの盛り上がりもいきなり最高潮に達した。

「今日はお祝いだぜ、せっかくのお祝いだからみんなの笑ってる顔が見たいぜ!!」と「笑って笑って」をパフォーマンス。

「新宿からやってきたOKAMOTO’Sと言います、よろしく!!　今やった曲は『20』と言って、俺達が20歳になった時に作った曲。これからやる曲はTAROが100歳になったお祝いに俺達がTAROに捧げるために作った曲です。俺ら高校生の頃からをバンドやってて、岡本太郎美術館へ行ってTAROのイスに座って写真撮ってポスターにして学校に貼ろうぜって言って皆で行ったら、撮影禁止ですって言われて（笑）。それが今ではこんなすごいイベントに呼んでもらえて、本当にありがとうございます!!　みんなも最後まで楽しんでいってね」と、岡本太郎氏の生誕100年を記念して書き下ろした新曲を初披露した。同曲を書き下ろすために4人で「太陽の塔」を見に大阪まで足を運びインスパイアされた楽曲で、TAROに捧げるというより、OKAMOTO’SがいてTAROがいるという「OKAMOTO’SとTARO」のイメージで制作したという。

「Run Chicken Run」、「恋をしようよ」、「Run Run Run」と会場を盛り上げ、最後に「岡本太郎100歳おめでとう!!　カンパーイ 」とオレンジジュースで乾杯してライヴは終了した。ライヴ後は大切な記念イベントということもあり、OKAMOTO’S初のサイン会を実施、ファン200名とコミュニケーションを図った。

なお、来場者は会場内に設置されるもう一つの小さな太陽の顔にTAROへのメッセージを自由に書くことができたのだが、OKAMOTO’Sのメンバーは「Kick Out The Eyes!!」と書き込んだ。そんなメッセージの通り、2011年のOKAMOTO’Sのさらなる活躍を期待したい。

《セットリスト》
1.Stomp Feet Stomp
2.Beek
3.笑って笑って
4.20
5.新曲「タイトル未定」　※OKAMOTO’Sが岡本太郎生誕100年を記念して書き下ろした新曲
6.Run Chicken Run
7.恋をしようよ
8.Run Run Run

《ライヴ情報》
ワンマンライヴ追加公演

2011/04/16（土）名古屋・池下CLUB UPSET　
2011/04/17（日）大阪・梅田Shangri-La　
2011/04/21（金）東京・恵比寿LIQUIDROOM　

⇒OKAMOTO'S　オフィシャルサイト
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