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2.黒い太陽
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4.欲望
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<Podcastインタビュー>
平山雄一の「ライヴハウス虎の穴」

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今後の"ロックの道しるべ"となる4組が競演!スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2011
《【スペースシャワー列伝JAPAN TOUR】ライヴレポート》
今後の\"ロックの道しるべ\"となる4組が競演!スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2011_e0197970_10333347.jpg
 スペースシャワーTVが自信をもってプッシュするニューカマーが顔を揃えたライヴイベント『スペースシャワー列伝』。これまで数多くのバンドがこのイベントをきっかけに飛躍し、『列伝』は今もなおシーンの活性化の一翼を担っている。そんな『列伝』も今年で10周年。さらに、『列伝』が年に一度だけ全国各地をサーキットする『スペースシャワー列伝JAPAN TOUR』も今年で4回目の開催を迎えた。今回はplenty、[Champagne]、cinema staff、モーモールルギャバンという、スタイルはまったく異なるがそれぞれ比肩なき音楽性を際立たせているバンドがラインナップ。次世代のシーンの中心に踊り出るに違いない彼らへの期待感もあって、チケットは全公演ソールドアウト。ツアーの途中でモーモールルギャバンのメンバーがインフルエンザを発症し、福岡公演の出演をキャンセルするというハプニングもあったが、ツアー最終日となる1月28日(金)赤坂BLITZには全バンドが無事顔を揃えた。

 トップバッターは、モーモールルギャバン。ステージに立てる喜びを爆発させるようなハイテンションでステージに現れた3人のメンバーは、plenty、[Champagne]、cinema staffのTシャツを着ていた。聞くところによると、モーモールルギャバンが不在だった福岡公演では、ほかの3バンドがモーモーのTシャツを着てステージに立ったという。なるほど、その時の恩返しというわけだ。ツアーを通してこういった出演バンド同士の友情が生まれることも『JAPAN TOUR』の醍醐味である。
 モーモールルギャバンは、ドラム、ベース、キーボードから成るギター・レスの3ピース。変則的なダンス・ビートを独特のタイム感で紡ぐゲイリー・ビッチェのドラム、疑似ギターやエレピやオルガンなどの多彩かつキャッチーな音色を操るユコ・カティの鍵盤プレイ、ともすれば音の個性と個性が化学反応を起こし過ぎて破綻しかねないサウンドのボトムをしっかり支えるT-マルガリータのベース、そして3人全員で歌う忘れがたきメロディ——。それらが渾然一体となった、中毒性の塊のような変態的ポップ・ソングがいちいち爆笑MCを挟みながら放たれていった。特に「ユキちゃん」~「ユキちゃんの遺伝子」~ゲイリーの脱衣ショーを挟みながらの「サイケな恋人」という珠玉のラブソング3連発が痛快だった。

 続いて登場したのは、cinema staff。静寂と激情を自在に操る4ピースは、1曲目「AMK HOLLIC」からそのサウンドのダイナミズムを剥き出しにした。ポスト・ロックを経由した感性と盤石のプレイヤビリティを誇る緊張感に満ちたグルーヴは、それ自体がバンドの絶対的な求心力となってリスナーを惹きつける。ベースの三島想平が綴り、ヴォーカル&ギターの飯田瑞規が歌うドラマティックな歌詞とメロディは、サウンドの物語性を鮮やかに具現化し、曲を重ねる度にその熱量を増していった。ラスト「Poltergeist」に照準を定め、オーディエンスに鮮烈なインパクトを残そうとするかのごとき終盤のカオティックなステージングは見事。4人が残した残響は、しばらくのあいだ会場を支配するように漂っていた。

 3番手は、plenty。この日唯一SEなしで静かにステージに現れた3人。彼らはいつもこの登場シーンだけで、会場の空気を自分達のものにする。「理由」、「最近どうなの?」で江沼郁弥のヴォーカルとバンド・アンサンブルの凛々しい迫力は、いきなり空気を刺すように会場に浸透。小さな物音さえもはっきり聞こえるほどの静けさに満ちた独特の空気感に、多くの人が不可思議な心地好さを覚えていたはずだ。
 江沼はMCで「シーンとしすぎていて、イヤモニから上にいるカメラマンさんの指示がはっきり聞こえるんですけど」と笑っていた。もしかしたら、メンバーにとって会場がここまでの緊張感に包まれるのは意図的ではないのかもしれない。しかし、歓声や拍手一つ起こすにも相当の勇気が必要とするような空気を作り、終始オーディエンスの全神経を音楽に集中させるplentyのステージングは、かなり貴重。なかでもスペースシャワーTV1月のPower Push!に選ばれた「人との距離のはかりかた」の響き方は、格別なものがあった。

 トリを務めたのは、[Champagne]。暗転し、SEが鳴った瞬間からフロアは熱狂。そんなオーディエンスの待望感を真正面から受け止め、さらにアジテートしてみせる本物のロック・スター然としたオーラが、このバンドにはある。サウンドの説得力も、たとえばこのままUKのロック・シーンに輸入してもすぐに強力な支持を得られそうなクオリティを誇っている。それと同時に、人種や土地、時間軸などあらゆるボーダーを彷徨しながら日本語と英語をナチュラルに共存させるヴォーカル&ギター・川上洋平のソングライティングは、日本のロック・シーンにこそ映えるオリジナリティをまとっている。
 「For Freedom」、「Yeah Yeah Yeah」、「Rocknrolla!」の連続投下で巻き起こったモッシュ&ダイヴの嵐。その後も「次の曲は休憩時間です」と言っておきながらフロアの温度をさらに上昇させた「Don’t Fuck With Yoohei Kawakami」、バンドのポピュラリティが最高潮に表れた本編ラスト「city」まで、気炎を吐き続けたまま駆け抜けた。
 そして、アンコールで川上はこのようなことを口にした。「よく難しい時代にデビューしたねって言葉をもらうんです。CDが売れなかったり、違法ダウンロードがあったり。でも、俺は曲がよければ絶対に届くと思ってます。ミュージシャンっていうのはカッコいい曲を作って、それをライヴでぶっ放すだけで。CDが売れない時代とか、違法ダウンロードとかクソ食らえだと思ってるんで!」 そんな宣言のあとに放った「You’re So Sweet&I Love You」は、それはもう、無敵の輝きを放っていた。

 そして、もはや『JAPAN TOUR』ファイナル公演の恒例となったダブルアンコールのセッション。[Champagne]が呼び込む形でステージに全出演バンドが再登場し、オアシスの「Don’t Look Back in Anger」を総勢14名でカバーした。鳴り止まない音とともに会場に充満した多幸感を、バンドもオーディエンスも決して忘れないだろう。そして、その記憶はまた、音楽の未来につながる希望そのものであることも間違いない。

●取材・文/三宅正一、撮影/平沼久奈

☆2/23(水)21:30~スペースシャワーTVにて、『スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2011』の模様をOA!

⇒スペースシャワー列伝 オフィシャルサイト
by ex_musicmall | 2011-02-03 10:38 | ライヴレポート
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