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<Podcastインタビュー>
平山雄一の「ライヴハウス虎の穴」

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THE NOVEMBERS② 〈2009/03/18掲載〉
THE NOVEMBERS② 〈2009/03/18掲載〉_e0197970_10552661.jpg

◆今までのTHE NOVEMBERSになかった新しい形を求めた『paraphilia』

エキサイト:今回はどんなアルバムを作ろうとして制作に入ったんですか?
小林:『picnic』を出した後、ちょっと抽象的ですけど、次の作品の言葉とか色味、音像は自分の中にイメージがあったんです。ただ、具体的に曲があったわけではないので、創作欲っていう形で悶々としていて。で、ライヴをやっていくうちに、新しい曲への餓えや渇きが強くなっていって、昨年の秋くらいから一気に作りました。
エキサイト:ストイックな『picnic』を作った後、まったく逆なテイストの音が欲しくなったのかな?
小林:うーん……。今回は個人的価値観、より自分を出そうとしたんだと思います。
エキサイト:もともと小林くんの資質に、こういう形のポップなアイデアがあったっていうこと?
小林:いいえ、自分の中にはあったんですが、THE NOVEMBERSになかった新しい形を求めていました。
エキサイト:まったく新しい要素が加わった感じ?
小林:『picnic』と『paraphilia』の比較で言うと、加わったというより別の視点で作りたかったっていう。
エキサイト:僕は一曲目の「philia」と、3曲目の「keep me keep me keep me」が好きだな。
小林:ありがとうございます。今回は詞と曲が同時に出来たものがあるんですが、その2曲がそれですね。
エキサイト:2曲とも、すごくスムーズに耳に入ってきた。ちなみに最初に出来た曲はどれですか?
小林:5曲目の「para」。今回のアルバムにある“青み”を象徴している曲。それがこの曲で出せたんじゃないかなと。この曲はもともと詞と曲と構成はあったんだけど、バンドで詰めることはしていなかったんです。で、今回やってみたんですけど、さっき言った抽象的なイメージのうちの一つとして具体的な像を結んで。そうなると早い。バンド内での曲作りの詰めは難航することがあるけど、自分一人でやるのは早いんですよ。
エキサイト:その勢いでもっとたくさん曲を入れることもできたと思うんだけど。
小林:そうですね、10曲以上もできなくはなかったけど、6曲にまとめることで純度の高いものが出来たと思う。純度の高いものを高密度で作れたように思います。
THE NOVEMBERS② 〈2009/03/18掲載〉_e0197970_10553756.jpg

◆必要最低限の音を重ねているから、曲の“イノセント”は失われてはいない

エキサイト:そして、今回はギター・ダビングを積極的にやっている。
小林:最初からダビングしようと思っていて、僕がかぶせたんです。
エキサイト:今までは4人で一緒に録っていたから、ある意味、ライヴの編成に近かったけど。
小林:今回はギターのフレーズを二つに分けて録ったり。
エキサイト:THE NOVEMBERSの印象がずいぶん変わったよね。
小林:ダビングするのは純度が下がるって言う人もいるけれど、そんなことはない。4人の音の核になるものは重ねるべきではないけれど、(世界観を表現する為の)必要最低限の音を重ねているから、曲の“イノセント”が失われてはいないと思います。
エキサイト:ダビングは潔くないって、そんな単純なことではないよね。
小林:そう。たとえば綿密な線画を描くとすると、情報が線でしかないから、それを削っていくと余白が多くなる。やり過ぎると、それはただの引き算になってしまうわけで。イノセントっていうのは、あるべき姿を素直に描くことだと思う。だから今回、ダビングすることに躊躇はなかったですね。
エキサイト:作った時、小林くんの頭の中にはすでに全体の音が鳴っていたんだね。それを素直にレコーディングしたんだ?
小林:メンバーは重ねることをわかっていたみたいで、僕個人のイメージを最優先してくれて。でも僕がすべての楽器をやりたかったわけではないんです。おかげで、バンドが多面体になれた気がします。
エキサイト:サウンドのタッチはすごく変わったけど、歌詞は変わっていないね。
小林:そうですね、歌詞の中の“自分とそれ以外”という捉え方は変わっていない。ただ、自分の中に“自分を見つめるもう一人の自分”がいること(と物事との距離感)を前以上に意識し始めました。外側の出来事を拒否するつもりはないけど、自分に関わることは選んでいる。寄せ付けないことで純度を保っているんじゃなくて、自分にこもってはいるけれど、自分と外の成り立ちについて、想いたいことを想うことに耽っているから、ポジティヴであるんです。
エキサイト:“攻撃的ひきこもり”だね(笑)。そして、歌で何かを告発しているようにも聴こえる。
小林:周りを見ていて、“虚ろな人”が多いなと感じる。想像力がないっていうか。たくさんの情報がある中で、それを自分で選んで、自分の力で遊ぶ。オレは目が開いていたのかって気付くと同時に、自分の意志で目を閉じることが大事だと思うんです。それができないと、表面的な形やシステムとかのケチなことにかまけて、結果を何かのせいにしないと気がすまなくなってしまう。それでは、自我の解放ではなくて、自我の放棄だと思う。
エキサイト:さて、このアルバムを持ってツアーに出るわけだけど。
小林:すごく楽しみです。今回はダビングとか、スタジオだからできる贅沢をしたと思うんですけど、ライヴでは音圧しかりダイナミクスしかり、ライヴならではの贅沢をしたい。このインタヴューを読んで興味を持った人がいたら、ぜひ『paraphilia』を手にとって、聴いてみてほしい。そしてライヴに来てほしい。自信を持って世に出せる作品になったと思います。

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by ex_musicmall | 2010-10-12 10:55 | インタビュー
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