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<Podcastインタビュー>
平山雄一の「ライヴハウス虎の穴」

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毛皮のマリーズ② 〈2008/12/10掲載〉
毛皮のマリーズ② 〈2008/12/10掲載〉_e0197970_201918.jpg

◆音楽を仕事にするため、他人に聴かせて判断してもらおうと思った

エキサイト:まずはオーソドックスに、志磨くんの音楽的バックグラウンドからお願いします。
志磨:小さい頃から家でビートルズがずっと流れていて、それが原体験ですね。だから初めて意識して聴いた音楽は、もちろんビートルズ。赤ちゃんの時から聴いてるから、すでに懐メロになっていたっていう(笑)。中学でファンクラブに入るくらい好きで、クリアファイルに4人の写真を入れて眺めたりしていましたね。その後、ブルースなんかも好きになって、バンドを始めた頃は、忌野清志郎みたいなのをやりたかったんです。
エキサイト:最初のバンドは順調だったんですか?
志磨:全然!! 20歳くらいまで、“対バン”が嫌いで、ずっとワンマンをやっていて。しかも新曲ばかりやっていたので、お客さんがひとり、それも友達、みたいなワンマンライヴで。さすがに「このバンドはまずいな」と思って。
エキサイト:それは確かにまずい(笑)。
志磨:(笑)。次はやかましいバンドをやろうって、毛皮のマリーズを始めたんですよ。相変わらずライヴで新曲をやるのが好きだったんだけど、ある日、尊敬する“チェルシー”っていう先輩バンドの人から、「同じ曲で2年間、我慢してみろ」って言われて、思うところがあって、そのとおり2年やってみたら、状況が良くなりました。
エキサイト:なんかそれって、バンドの真実なんだね、きっと。
志磨:そうかもしれないです。自信も出てきたし。考えてみれば、自分が作ったものがすぐ不満になるから新曲をやるわけで。作ったものにブツクサ言うのは止めよう、自分で歌うのが恥ずかしくても、自分でボツにするんじゃなくて、まず歌うべきだ、音楽を仕事にしたいのなら、他人に聴かせて判断してもらおうって思ったんですよね。以前は僕の音楽を待っていてくれる人がいなかったから、早出ししていたんだと思う。今は聴いてくれる人がいて、しかも新曲を待っていてくれる状況で出せるのは、すごく幸せなことだと思っています。
毛皮のマリーズ② 〈2008/12/10掲載〉_e0197970_20193044.jpg

◆アーティスト人生最大の危機を救ったビートルズ

エキサイト:いやあ~、ニュー・シングル、聴いて驚きました。
志磨:そうですか。驚きましたか。今までリリースしてきて、反応はだいたい予想できたんですけど、「これって、どっちなんだろう」って思うのは今回が初めてですね。しかも「サイコーです」って言ってくれる人が多い。
エキサイト:このタイミングを待って、こういう問題作(笑)を発表したかったんですか?
志磨:『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』の時に全然違うタイプの曲があって、2枚同時リリースしたかったんだけど、できなくて。それを5ヵ月後に『Faust C.D.』としてリリースしたんですよ。その時すでに「ビューティフル」もあったんだけど、アレンジが陳腐だったので入れなかったんです。
エキサイト:いつ頃作ったの?
志磨:昨年、おとぎ話の有馬くん家に遊びに行った時に、“ビューティフル”のところが浮かんできて。他の部分の歌詞は、今とは違っていました。
エキサイト:けっこう前なんだね。
志磨:じつは『Faust C.D.』を出すまでの一年間、ずっとスランプ以下の精神状態で、個人的に音楽活動を止めていたんです。ライヴはやるけど、曲を作ることがまったくできなかった。中学からバンドやってきて、ずっと曲を作ってきたから、何も生まない自分が怖くて。その頃に今の彼女と出会ったんですが、それまでは音楽がいちばんだと思ってやってきたんだけど、彼女とべったりいれば、それで満たされる。自分にとって初めて音楽が無力な存在になったんです。
エキサイト:えーっ、それはショックな経験だったでしょ。
志磨:芸術家がすごく好きな人に出会った時、満たされた中でどうやって芸術を続けていくのか。カミさんと神さんが一緒になっちゃうっていうか(笑)。たとえばジョン・レノンがヨーコに出会ってどうなったのか。あれは「やり過ぎ」っていう人もいて、たしかに僕もファンとしてそう思うところはあった。彼女がヨーコほどの大きさがあるかどうかは別にして、彼女に満たされていたら、歌う必要がないんですよ。でも、そのいっぽうで自分の中の音楽の部分から「こっちはどうなるんだ」って抗議が来るわけで。だけど、やっぱり曲が作れない。でも音楽を止めようとは思わなかった。“じゃあ、ジョン・レノンはどうしたんだろう”“芸術家にとってのミューズ(女神)ってなんだろう”っていう研究本をたくさん読みあさりましたね。
エキサイト:アーティスト人生最大の危機だね。
志磨:まずは音楽を聴ける身体に戻そうと思って、そういう本を読んだり、ビートルズを聴いたりしているうちに、それがリハビリになったみたいで、自分の中の音楽の虫が騒ぎ始めた。やっと今年の夏くらいに腹をくくって、「ビューティフル」から手をつけたんです。そうしたら自動筆記みたいな感じですぐ歌詞が書けて。「愛する or die」もすぐに出来て、他にも山ほど曲を作りました。それで、シングルを出そうってことになって、だったらオマケも付けようってことになって、ギターで鼻唄でメロディ作って、詞書いて、翌日レコーディングしたのが「宗教」です。
エキサイト:うわー、そんな簡単に出来た曲なんだ。あの歌、大好きなんだけど。
志磨:ありがとうございます(笑)。
エキサイト:一緒に歌ってるのは、誰?
志磨:彼女です。
エキサイト:は?
志磨:彼女です。彼女のことを歌ってるし。
エキサイト:彼女に始まった危機を、彼女で乗り切った(笑)。
志磨:きっと自分は楽に音楽をやりたかったんだと思う。今までは音楽をウェットにやることに関しては誰にも負けない自信があったけど、今はもう音楽をドライにしかできない。もちろん良い意味で、ですけど。今は自分の曲を待っていてくれる人がいるので、良いタイミングで出したいと思っています。
エキサイト:ということは、今回はやっぱりタイミングを狙いすましたシングル・リリースなのかな?
志磨:はい(笑)。
エキサイト:ってことは、次は最高のタイミングでアルバム・リリースを狙ってるな?
志磨:言えません(笑)。
エキサイト:あはは、ありがとうございました。

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by ex_musicmall | 2010-09-21 20:19 | インタビュー
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