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◆園部の曲と声を聴いた瞬間に、「ぜひ一緒にやらせてほしい」と頭を下げた〈paul〉 エキサイト:mojocoという名前にはどういった想いが込められているのですか? 園部:特に意味はないんですが、みんなが憶えやすい名前ってことで挙がってきた候補の中の一つ。特に由来とかはないですね。 エキサイト:で、mojocoで「モジョコ」とか「モホコ」だったらわかるんですけど、「モロコ」って何語なんだろうって。 paul:造語です。普通に「moroco」とかにしてしまうと、字面的に面白くないということで。 エキサイト:日本語にも聞こえるし、捉え方によっては地中海風にも聞こえるという。 paul:そういう風に言っていただくと、なんとなくそう思えてくるんじゃないかと。そのあたりを狙いました(笑)。 園部:今まで僕がやってきたバンドがすべて変な名前だったので、今回こそはわかりやすい名前をと思っていたけど、結果的には読みづらい不親切なものになってしまいました(笑)。響き優先ということで。 エキサイト:結成は2006年ですね。最初から現在のような2ピースだったのですか? paul:最初はベーシストがいて、3ピースでやっていました。で、ある時、そのメンバーが抜けたと。でも、高知は小さな街なので、ベースをやっている人間自体が少なく、その中に自分達と一緒に活動したいと思える人材と出会えていなくて、今のところ二人でやっています。 エキサイト:でも二人だと音楽的な自由度が高くなりますよね。 paul:東京だとサポート・メンバーに恵まれることが多いですけど、地元だと二人だけでやることもあるんですよ。それこそドラム・セットもないような場所で。でも僕達の軸にあるのは弾き語りなので、周りのパートによる色付けがどう変わっても、軸は変わらないという自負があるんです。 エキサイト:音楽的に意気投合した部分というのはどんなところだったのですか? 園部:元々、僕が単独で弾き語りをやっていて、それをサポートをしてくれる人を探していたんですね。なので、楽曲は弾き語りの延長戦上ですね。 paul:僕はさっき言ったベーシストの先輩ということで、スタジオで叩いてほしいという打診があって。当時はバンドもやっていなかったので、軽い気持ちで引き受けたんですけど、園部の曲と声を聴いた瞬間に、こちらから「ぜひ一緒にやらせてほしい」と頭を下げたんです(笑)。 エキサイト:それだけの魅力があった? paul:えぇ、すっかり惚れ込んでしまって。当時、僕は音楽を半分辞めた状態だったんですけど、再び音楽の世界に引き戻してくれるほどのパワーを感じたんです。 エキサイト:園部くんの楽曲のゆるい雰囲気や純粋さというのは、高知という土地柄も反映していると思いますか? 園部:そうですね。本当にゆるい雰囲気の場所なので、自然と演奏や曲に出てきていると思います。たぶん東京に出てきていたら生まれていない曲ですね。東京は何度も来たけど、まだ慣れないですね。渋谷とか、もう毎日お祭りかと(笑)。 paul:ライヴハウス自体は全国変わらないと思うんだけど、東京はカフェや居酒屋といったその周りのカルチャーが独特だと思います。自分達もバンドを始めてからそういった人達と付き合うようになり、その雰囲気を再確認した部分があるんですよ。それで、こういったゆるい雰囲気を反映したスタイルでやっていこうということになったんです。高知に軸足を置きつつ、東京に出てきて活動するというパターンが確立できればいいと思っています。 ◆いい曲だけではなく、面白いものを作りたいという気持ちがある〈園部〉 エキサイト:アートワーク全般も独特で、ノスタルジーを感じさせるほんわか感がありますよね〈下写真参照〉。僕は昭和46年生まれなんですけど、どこか僕の小学生の頃を思い出させる雰囲気があって。新聞の4コマ漫画的というか、水森亜土的というか(笑)。 園部:“はらたいら”っぽいとかよく言われますね(笑)。ちなみに、はらさんも高知出身なんですよ。全部僕が描いているんですけど、何も考えずに走り書きしたものばかりなんです。 paul:ほとんど落書きですよ(笑)。でも、あまり考えてしまうと、ほんわか感が失われてしまう。曲も同じで、アレンジを練っていくと、良くない方向に行く傾向にあります。 園部:直感だけで生きてるんで(笑)。 エキサイト:お二人の音楽的ルーツについて教えてください。 園部:僕は父親がフォーク世代で、つねに家でギターをポロポロ弾いて歌っているのを見て育っていたので、その影響が大きいですね。僕がギターを弾くようになったのは中3、高1ぐらいかな。 paul:音楽的には園部とほとんど重なっていないと思います。ドラマーということでファンクとかノリのいいものが好きで、最初はそういう要素を盛り込んでいってやろうと目論んでいたんだけど、彼のこの声でこの歌ならファンキーはないだろう、と。 エキサイト:これでファンキーさが加わったら、個人的にはちょっと残念ですよ(笑)。こういった音楽性の中で、ドラマーの立ち位置って難しいですよね。 paul:曲が本来持っている雰囲気を壊すプレイはどうかと思うけど、メンバーである以上、ある程度は前に出たいと思っています。それに食われてしまうフロントマンじゃ困りますからね(笑)。後方からプレッシャーをかけつつ、盛り上げようと。 エキサイト:ミニ・アルバム『日曜の朝、黒に染まる夜』を作る上で、どんなテーマを設定しましたか? 園部:レコーディングは地元の高知で行なったんですけど、高知ならではのゆるい空気を詰め込みたかったんです。演奏に関しても、肩の力を抜いて、リラックスしたムードが出ればな、と。 エキサイト:レコーディングをしたのが面白い場所だったんですよね。 園部:ギャラリーですね〈「MISSISSIPPI」。下写真参照〉。オーナーが絵を描いている方で、もともとは町営の縫製工場だったところなんですよ。高知市内から車で1時間の、山しかないような辺ぴな場所で。 paul:悪い言い方すれば廃屋(笑)。 園部:レコーディング・スタジオではないので、もちろん機材や仕切りもなく、ただ空間があるだけ。でも、雰囲気が良かったんですよ。 paul:高知にはレコーディング・スタジオが無いので、機材持ち込みで録れる場所を探していて、園部がここに行った時にピンと来たらしいんですね。 園部:なんというか、神聖な雰囲気があったんですよ。 paul:普段は大事な用事でもメールしてこないのに、その時だけは写真付きでメールしてきたぐらいだったから(笑)。で、行ってみたら中に軽トラがあったり、ピンクチラシが貼ってあったり、本当にわけ分からないところで(笑)。アーティスティックでありながらも、ブラックな雰囲気を匂わせる独特な場所でしたね。 エキサイト:アルバムの随所に、さまざまな効果音的なものが聴こえますけど、これもこのアトリエにあったものを利用した? 園部:「カモンガール」という曲では、よく聴くと最後にウグイスが「ホーホケキョ」って鳴いているんですよね(笑)。 paul:「夜中の行進曲」にはそうした効果音がたくさんあって、アトリエに作品としてあった卓球の球を大量に床に転がして録ったり、調律の狂ったピアノを使ったり。 エキサイト:携帯のバイブ音もありますよね。自分のポケットの中を探ってしまいましたよ(笑)。 paul:それが狙いです。引っかかっていただいて、ありがとうございました(笑)。 園部:良い曲だけではなく、面白いものも作りたいという気持ちもあるので、その現われですかね。 paul:僕はクレジットではドラマーとキーボードになっていますけど、それは何でもいいと思っているんです。次のアルバムでは「卓球の球の人」になっているかもしれないし(笑)。 ◆僕から見えている風景そのまんまを歌詞にしている〈園部〉 エキサイト:曲の話になるんですが、1曲目の「日曜の朝」と、最後の曲の「黒に染まる夜」で、同じフレーズが来ますよね。これはコンセプト的な意図があるのですか? 園部:元々は1曲だったものを二つに分けたんです。アルバムのコンセプトである「朝から夜まで」を挟み込むような形にしたかったので。細かいことを言うと、「夜中の行進曲」があったり、若干時間軸がずれているんですけど(笑)。 エキサイト:「カモンガール」と「セカイ」では、mojocoの真骨頂とも言える、エバーグリーンなメロディーが心に染みます。 園部:「カモンガール」は、結成前にすでに出来ていた曲で、ライヴでも一番歌っている曲ということで思い入れがある曲ですね。 エキサイト:一転「いつだって僕は」では、ガヤガヤした雰囲気が開放的な空気を醸し出していますね。 園部:これはストリート・ライヴのような雰囲気の中で一発録りしたんです。知り合いにアトリエに遊びにきてもらって、みんなに僕らの前に座ってもらって。 paul:みんなに楽器を持ってもらったりなんかしてね。 エキサイト:園部さんは、歌詞全般を書く上でのテーマというのはありますか? 園部:日々思うこと、感じることをそのまま書いているだけです。 ホント、僕から見えている風景そのまんまなんです。 エキサイト:この4月に発表した3曲入りの自主制作デモと比較すると、アルバムは空間の自由さが出ている印象を受けました。 園部:家でけだるく歌っている感じをライヴでやるのがずっと理想だと思っていたので、それを形に出来た結果だと思いますね。あと、前回はエレキだったのが今回はアコギだったり。 paul:デモのほうは園部を僕の自宅に呼んで、ドラムも自宅で録ったりして、純粋に二人で作ったもの。でも今回はサポートのメンバーもいたし、ブラッシュアップしたものになっていると思います。 エキサイト:では最後に、今後の活動への意気込みを。 園部:良い歌を伝えていくことを基本に、今のようなゆったりとしたペースで続けていきたいですね。 paul:自分達が高知にいて感じたのは、地方都市だと、人とつながりにくい部分があるんですよ。でもこうやって東京に出てくることによって、カフェの人や作家さんといった、ホンワカしたカルチャーの人と繋がることが出来たので、そういった全国各地にいる面白い感覚を持った人達と繋がっていき、僕達の音楽が届いていったらいいなと思いますね。そうやって地方各地を旅して回れたらなって。 ⇒CD情報へ
by ex_musicmall
| 2010-09-17 21:02
| インタビュー
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