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THE NOVEMBERS② 〈2008/06/18掲載〉
THE NOVEMBERS② 〈2008/06/18掲載〉_e0197970_1741429.jpg

◆洋楽のカッコいいギターの音が、僕にとっての“鉄”。今回はその“鉄”がキーワード

エキサイト:まず最初に、昨年出したミニ・アルバム『THE NOVEMBERS』は、現時点で振り返ってみてどんな作品でしたか?
小林:あの曲達について言うと、THE NOVEMBERSという音楽があって、その上澄みをすくったようなアルバムだったと思います。レコーディングは前にコンピレーションで経験していたけど、でも自分達の作品としては最初の最初。楽しいとかツラいとかっていうより、夢中だったし、必死だった。その都度その都度で出来ることを、真剣にやった。戸惑ったこともたくさんあったし、精一杯じゃなくて、“いっぱいいっぱい”でしたね。だから、ものすごく “青い”。未熟の青じゃなくて、すがすがしい青。微笑ましいし、初々しい。出来上がって、感慨深かったです。
エキサイト:レコーディングの方法としては、ダビングとかは多かったのかな?
小林:一発録りです。レコーディングとライヴは一緒とは思っていなかったけど、たとえばダビングとかCDだから出来ることっていうのは、特にしていないです。
エキサイト:今回のフルアルバムの話は、いつ頃から?
小林:作る話は、ミニ・アルバムを作っている時からありましたよ。なので、昨年の秋の終わりくらいから準備はしていました。
エキサイト:そこから曲を作り始めて。
小林:いいえ。フル・アルバムのために曲を作ることはなかったです。僕らはいつも曲を作っているから、その時点である曲を全部出そうってことで。その意味でも、前作の『THE NOVEMBERS』は、僕らの上澄みだったと思う。
エキサイト:今回、スタジオに入るにあたって、前作の経験を踏まえて「こんなことをやってみよう」とメンバーで話し合いましたか?
小林:レコーディングの態度的にも音楽的にも「こうしよう」と話しました。具体的に言うと、特にサウンドに関しては「“鉄”っぽい音を録ろう」と。
エキサイト:“鉄”っぽい音?
小林:訳分かんないですよね(笑)。ただ、自分にはイメージがはっきりあって。その言葉をメンバー各々に好きに解釈してもらったんです。“鉄”をキーワードにして、今、自分達がどんな音を出していて、どんな音を出したいと思っているか、話し合いました。
エキサイト:結果、“鉄”っぽい音は録れましたか?
小林:思惑通りにいったし、それ以上のものが録れたと思う。“鉄”の解釈はメンバーにまかせつつ、聞かれたら答えるというやり方で。でも最初から良い音になっていましたよ。ドラムにも初めて“ドラムテック”(ドラムのチューニングの専門家)を付けたので、よく話し合って。
エキサイト:改めて、“鉄”っぽい音って何ですか?
小林:洋楽を聴いていてカッコいいと思うギターの音が、僕にとっての“鉄”なんです。その音を作品に結びつけたかった。耳触りだったり、熱だったり、重厚に震動する金属っていうか。
THE NOVEMBERS② 〈2008/06/18掲載〉_e0197970_1741199.jpg

◆THE NOVEMBERS が“意志のあるバンド”であることを感じてほしい

エキサイト:曲作りで前作と違った点は?
小林:新しい試みはあったけど、特に意識は変わっていない。ただ、今まで曲作りをしながら、ないがしろにして来た部分を、大事にするようになったかな。作る過程で出てくるアイデアと、永い目で付き合っていくというか。そういうものを結果的に捨てなくて良かったと思う。僕らはもともと、職人的に曲を作れるほうじゃないので。
エキサイト:今回のアルバムを聴かせてもらっていちばん感じたのは、“生命力”。
小林:生命力を込めようとはしなかったけど、自分で聴いていて、それが込もっているなと思いますね。そういう意志のある作品だと思う。実際、永く生きようとか、永く音楽をやりたいと思うようになった。僕は、本当のことかどうかより、“正しいかどうか”にこだわりがある。だから、否定のための否定もしないし、肯定のための否定もしない。肯定のための肯定をしたい。ケチなものに気を取られたくないんです。何かを壊したり否定することにかまけて、素敵なものを失うのはつまらない。前を向いている気持ちが大事。僕は音楽に敬意を表して、気高くありたい。このアルバムが出来たあと、いろいろ考えていて。全部正しいと思ってやってきたけど、もっと大きな意味で、この作品は自分が自分であるために出したものなんだなって思う。バンドの意志も強くなったし、それが作品に出ていると思います。
エキサイト:一曲目の「こわれる」に、“鉄”っぽい音を感じました。
小林:ありがとうございます。自信のある曲を一曲目に置きたかったし、新しい自分達を見せたかったので。
エキサイト:それと、「アマレット」のスウィートな感じもいいね。
小林:あれは今の4人が揃って最初に出来た曲。まだ10代のTHE NOVEMBERSがいる。自分のコアな部分、個人的な価値観が反映されています。
エキサイト:歌詞の中の「85年」というのは?
小林:自分が生まれた年です。
エキサイト:この曲に良い意味での“明るい絶望感”を感じるよ。
小林:生まれてなんぼと思ってますから。自分が生まれたことを否定するのは“歩く矛盾”ですからね(笑)。
エキサイト:そしてラストナンバーの「picnic」に、いちばん“生命力”を感じた。
小林:これがいちばん最近出来た曲なんですよ。形に出来たのがレコーディングの2週間前。アイデアはあったけど、バンドとしてやる気にならなかった。どっちかって言うと「こわれる」とかの激しい曲を優先して考えていたから、この曲はちょっと隅に置かれていて。で、アルバムを作るにあたって「こういう曲もあるよ」って出したら、メンバーが悩む様子もなく、すんなりやってくれて。その時、自分の中で何かが開けた感じがした。そんなこともあって、今はこのメンバー以外と音楽をやるのは想像できないです。
エキサイト:このアルバムを聴く人に、何かメッセージはありますか?
小林:まず、「僕らに手を伸ばしてくれてありがとう」って言いたい。こう聴いてほしいとか、何かを共有したいとは思わないけど、とにかく手に取ってくれたことに感謝したい。そしてTHE NOVEMBERS が“意志のあるバンド”であることを感じてくれたら嬉しい。僕らの音楽がその人の生活の一部になったら、もっと嬉しいですね。

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by ex_musicmall | 2010-09-16 17:41 | インタビュー
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