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◆華やかさの中に哀しみや苦しみも表現したくてつけたバンド名 エキサイト:この4人は音楽学校で出会ったのだとか? 松本:はい。僕と山本は地元が一緒で、高校の時にバンドを組んでいたんです。で、山本が東京の専門学校に行くというので、僕がそれに便乗して(笑)、一緒に出てきて。 山本:僕は2年間東京で遊びたかっただけなんですけどね(笑)。正直、特に“こういう音楽がやりたい!!”というのは無かったんですけど、“せっかく専門学校に入ったことだし、とりあえずバンドでも組んどくか”と。 エキサイト:そこに札幌出身のMocchiと東京出身の須江くんが加わるわけですが、結成当初からいきなりオリジナル曲を演っていたそうですね。 松本:ええ。僕は高校の時からオリジナル曲で演っていたので、このバンドでも最初からそうしたかったんです。 須江:松本が書く曲がとてもポップで、そこに惹かれたし。 エキサイト:ちなみにバンド名のAJISAIには、どのような想いが込められているのですか? 松本:花って華やかなイメージが強いけど、紫陽花(あじさい)は雨の中に咲く花。華やかさの中に、それぞれの哀しみや苦しみも表現したくてつけたんです。 エキサイト:どうしてそれをアルファベット表記に? 松本:まぁ、単純に漢字だと読みづらいかなと(笑)。このバンド名は結成当初から変わってなくて。それがこのバンドの方向性を決定づけていた気もします。 エキサイト:AJISAI名義の初の流通音源は、2006年5月発売のミニアルバム『AJISAI』ですが、作った時の想い出は? 松本:それまでも自主制作で出したりもしていたんですけど、この作品に関しては、“自分達が普段演っている曲を詰め込んだ”という感じで。とにかくガムシャラでしたね、当時は。 須江:きちんとしたレコーディングを経験したのも、この時が初めてで。新しく何かを発見する余裕も無く、あれよあれよという間に終わっちゃって。あとになって、“もう少し出来たのでは?”とは思いましたね。 エキサイト:で、2007年8月には1stアルバム『sunny umbrella』をリリースしましたが。 松本:1stミニアルバムの時は、ライヴでパフォーマンスを見せたいのか、歌を聴かせたいのか、あるいはその両方を求めるべきなのかって悩んでいたんですけど、その答えが見えたのが『sunny umbrella』だったんです。みんなですごく悩みながら完成させたフルアルバムだったし、自分達が聴かせていきたいのはやっぱり歌だということも分かって。アルバムのリリース後には初めての全国ツアーもやって、それが自分達の音楽を見つめ直す良い機会にもなりましたね。 ◆このケミストリーこそが、僕たちが6年間で培ってきたもの エキサイト:そして、最新アルバム『キミスキセツ』ですが、「桜並木」がストリングス・バージョンとして生まれ変わり、前作に引き続き収録されています。 松本:自分達を代表している曲ということもあったんですが、前作のリリースが昨年の8月で、「桜並木」で描かれている季節とは違っていたので、春にリリースされるこのアルバムに入れたかったのも要因の一つにあって。 エキサイト:このアルバムには「春」というテーマがあるそうですが、まるでコンセプト・アルバムのように、一つのドラマとして各曲が続いているような印象を受けました。意図的にテーマに沿った曲作りをしたのですか? 松本:意識したのは、「桜並木」を中心としたアルバムにするということだけで、特にテーマを念頭に置いて各曲書いたわけではないんです。ただ、それぞれ楽しい要素だけでも、ツラい要素だけでもダメだし、物足りないと思うので、その両方の感情を1曲に詰め込むようにはしました。そのほうが両方とも引き立つだろうし。 エキサイト:1stミニアルバムの頃はギター・ロックというジャンルに分類されていたと思うのですが、『sunny umbrella』を経て、今回のアルバムではそういった縛りも無く、より自由なサウンドに仕上がってますね。 松本:以前は、それぞれのパートの生音で勝負しようという意識があったんだけど、『sunny umbrella』からその意識も変わってきて、より良くなるなら、形式に縛られず、キーボードでも何でも入れていいんだって思うようになりました。その分、よりアレンジにも時間をかけるようになりましたね。 須江:ギタリストとしては、歌メロをより引き立てるために、歌メロと上手く混ざるフレーズを弾くよう心がけるようになりました。曲作りの方法としては、松本がコードだけの弾き語りスタイルのシンプルな形で元曲を持ってきて、それをみんなでいじくり回して完成させていくやり方なんですが、“歌メロを引き立てる”意識を共有しているので、自然とそれぞれのプレイヤーとしてのエゴはなくなっていきましたね。 松本:かと言って、それぞれに縛りが出来たわけでもなくて。同じメンバーでずっとやってきていて、押さえどころも暗黙の了解で分かっているので、それを踏まえた上で、今はメンバー各人が自由に演れていると思うんです。 山本:以前は一緒にブースに入って録っていても、目を合わせる余裕もなかったけど、今回はじっくりと目を合わせてやれたかな(笑)。意思疎通がより出来るようになったのは大きな進歩でしたね。 Mocchi:歌メロが印象的な分、ベースラインもそれにつられて歌っているラインになりますね。こういったケミストリーこそが、僕たちが6年間で培ってきたものだと思うんです。 ◆それぞれの相乗効果でどんどんアイデアも広がっていく エキサイト: 『キミスキセツ』というタイトルも含め、歌詞にもほとんど英語が出てきませんが、これは日本語へのこだわりだったり? 松本:単純に、僕は英語がよく分からないので(笑)。特にこだわっているわけでもなくて、日本語に備わった情緒が好きなだけなんです。『キミスキセツ』にしても、意味としては「君が好きな季節」ということなんですが、その響きが気に入って。 エキサイト:歌詞にはそれぞれ情景とドラマ、そしてメッセージ性が描かれているように感じましたが、ここで描かれている情景は、松本さんが実際に見たものだったりするんですか? 松本:書いている時はそんなことは思わないんですけど、あとで読み返してみると“あの時の……”って思い出すんですよね。たぶん無意識のうちに出てくるんでしょう。自分の過去の経験を、そのまま書くのではなく、どこかねじ曲げて書くようにしているし。一つ一つの曲が、短編小説のようなものになればいいなと思ってます。 エキサイト:演奏の方も松本さんの歌詞によって影響を受けることもあったりはしますか? 松本:歌詞が完成するのがアレンジなどが全て出来上がってからなので、逆に僕が演奏からインスパイアされていますね。最初に自分が持っていたアイデアから、みんなでの作業を経ていくうちにどんどん変わっていく。楽器隊の演奏に刺激されて、どんどん歌詞のアイデアも拡がっていくんです。 須江:最初に仮の歌詞をもらってから作業を始めるんですけど、最終形は全く違うものになることがほとんどですね。まっ、そこが面白いんですけど。 エキサイト:『キミスキセツ』の中で気に入っている曲とその理由を、それぞれお願いします。 Mocchi:「Runner」と「春の呼吸」。この2曲はベースから始まるので、いつもにも増して張り切って録りました(笑)。 山本:「つぼみ」と「ノーネーム」。「つぼみ」は普通に演ったら普通の8ビートでハマるミディアム・テンポの歌モノなんですが、あえてスネアを位置をズラしてみたんです。歌が入ったら違和感があるかと思いきや、けっこう良い感じで。「ノーネーム」は、最初と最後のギャップに感動しましたね。レコーディング中は、歌詞は無くて歌も仮歌なんですけど、僕は自分のパートを録り終えたら最後のミックスまでスタジオには行かなかったので、曲が変わっていく過程を見ていないんです。で、最後に全てが入っているのを聴いた時、プレイヤーではなく一人のリスナーとして、すごく感動したんです。“本当に良い曲だな……”って。 松本:僕はどの曲も違った苦労があるので、全て印象深いですね。以前は、“自分が歌って気持ちよければいい”というスタンスで歌っていたのが、今は聴いている人の顔を思い浮かべるようになってきていて。外に向かって発信する側に立っている自覚を持つようになってきているんです。それは、メンバーそれぞれの、伝えたい想いの強さの表われでもあると思っています。 須江:僕は「桜並木」と「ノーネーム」かな。「ノーネーム」は、歌詞が決まるまでは本当に嫌いだったんですよ、面倒臭い曲だなって(笑)。でも歌詞が入ったら一転して、すごく好きな曲になったんです。“曲って、歌詞が入るだけでこんなにも変わるものか!?”と。「桜並木」は、ストリングス・バージョンということで前回に比べ、壮大なイメージで、とても感情に起伏のある仕上がりになりましたね。 エキサイト:それぞれが抱いているAJISAIとしての今後の目標を教えて下さい。 Mocchi:近いところでは、年内にワンマンを演ること。究極の目標は……可能な限りデカい会場でライヴを演ること(笑)。 須江:僕は、こういう歌モノのジャンルでブルーノートのステージに立てたら死んでもいい(笑)。尊敬するミュージシャンがたくさん出演しているステージなので。 松本:ワールド・ツアーかな(笑)。 山本:僕はずっとこのバンドで音源を出し続けて、活動していくことですね。バンドって続けていくこと自体が難しかったりしますから。 エキサイト:では最後に、それぞれ漢字一文字でAJISAIというバンドを表現してください。 須江:「暗」。暗いバンドなので(笑)。 山本:「生」。一生やっていきたいことだし、自分の人生を賭けてやっているので。 松本:「飯」。1日2日食わなくても死なないけど、1週間食べないと死んでしまう。自分達の生命の源という意味もあります。 Mocchi:「輝」。AJISAIがあるから、輝ける日々を送れているので。もしなければ、ただの廃人(笑)。これ以外のことはやりたくないですからね。
by ex_musicmall
| 2010-09-16 10:49
| インタビュー
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