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2.黒い太陽
3.タイニー・パンク
4.欲望
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<Podcastインタビュー>
平山雄一の「ライヴハウス虎の穴」

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SNAIL RAMP② 〈2008/03/05掲載〉
SNAIL RAMP② 〈2008/03/05掲載〉_e0197970_12363919.jpg

◆スカパンク黎明期。そんな中、SNAIL RAMPは……

エキサイト:いやいや、大変でしたね。
TAKEMURA:試合の相手には本当に申し訳ないことをしてしまいました。他にもマッチメイカーにキャンセル料を払ったり大変だったけど、インタビューは大丈夫です、ホントに。
エキサイト:さっそくですが、今回のカバーアルバムの話に入る前に、バンドのアウトラインから教えて下さい。
TAKEMURA:SNAIL RAMPを始めた1995年の音楽シーンって、前時代的なパンクから次のステップに移行する時期だったんですよ。ハードパンク/ハードコアから、メロディックなパンクやスカパンクが生まれようとしていた。だから「どんな音楽演ってんの?」って聞かれても、うまく説明できないことも多くて。ライヴハウスからは“海の者とも山の者ともわからんバンド”って思われていたり。ミクスチャ-のバンドと対バン組まれたりね。それでも東京はまだ良かったけど、地方に行ったら、なぜかセーラー服を着た女の子ヴォーカルのバンドと対バンになったり。その当時はそれこそ荒波に揉まれまくりでした(笑)。
エキサイト:それ、見たかったなあ(笑)。
TAKEMURA:忘れもしない、広島でしたよ。そんな中で手応えを初めて感じたのは、96年の4月2日に下北沢のシェルターでやった初の自主企画イベント。俺達と、SUPER STUPID、DUCK MISSILE、RUDE BONES、FRUITYでやって、ソールドアウトでした。実際、イベントもすごく盛り上がったし。だって、その年の1月にやったライヴなんて3バンドで 49人しか集まらなかったんですよ。
エキサイト:その3ヵ月の間で何が変わったんだろう?
TAKEMURA:たぶんお客さんもそういうバンドを欲していたんだけど、日本にそういうのがいるとは思っていなかったんじゃないかな。俺達にしてもスカコアとかそういうバンドを見つける度に、嬉しい仲間意識が生まれていたし。
エキサイト:その頃はまだ、あのシーンも少数派だったんですね。前にTAKEMURAさんがやってたラジオ番組をよく聴いていたんだけど、そんなにマニアックな感じはしなかったな。
TAKEMURA:いや、自分にはマニアック志向とか全然そういうのはなくて。メンバー募集の時も「アンダーグラウンド志向不可」って書いてたもん。当時のパンクバンドの中には、「雑誌とかラジオとかのメディアに出るのは悪いことだ」と言っていた人もいたけど、俺は楽しければ何でもいい派。ラジオっ子だったし。中学の時、ラジオでTHE BLUE HEARTSを聴いて、ヤラれたほうだから。悩み持ってて、ラジオに励まされたりしたから、そういう子の気持ちもよく分かるし。曲にしても、ジャンルに関係なく、楽しい曲は何でも好きだし、それを「好き」と全然ためらわないで言えるし。
エキサイト:それを聞くと今回のカバー曲の幅の広さも納得できますね。
SNAIL RAMP② 〈2008/03/05掲載〉_e0197970_12364872.jpg

◆高校生の時にコピーバンドやってた頃の感覚に戻れた

エキサイト:ちなみにカバー・アルバム作りはどんなふうに始まったんですか?
TAKEMURA:最初は、それこそオリジナル・アルバムを作るつもりで始めて。その中に「カバーでも入れてみるか」って話になって、メンバーで候補曲を出し合ってみたら、けっこう面白い曲がたくさん出て来た。で、「だったらこれで1枚作ってみるか」って。
エキサイト:作り始めてみて、どうでした?
TAKEMURA:スタジオに入って演ってみて、まず楽しかったな。高校生の時にコピーバンドやっていた頃の感覚に戻れたというか。だって、好きな曲をバンドで演れるだけで楽しいんだもん。
エキサイト:ちなみにTAKEMURAさんが選んだ曲は?
TAKEMURA:スキャットマン・ジョンの「Scatman's World」と、ユーミンの「恋人がサンタクロース」。
エキサイト:幅広っ!!
TAKEMURA:「Scatman’s World」は昔聴いて“イイな”と思って。ただ、買うまではいかなかったけど、“将来的にはカバーするかも……”と思ったから、中古CD屋で以前¥100で買ってたんです。
エキサイト:その予感が当たったわけだ。では、ユーミンのほうは?
TAKEMURA:中学の時に行ったスキー場でかかっていて“イイな”と思ってたし、『私をスキーに連れてって』の映画も観に行きましたよ。で、“自分も大学生になったら長い髪の女の人とオシャレなバーに行ったり、ディスコで踊るんだ”とか、夢を膨らませて。けっきょく大学も行かなかったし、夢とは全然違う道を進んでる。だから今回のカバーは、違う方向に行っちゃった現在に対するある種の「恨み節」だよね(笑)。
エキサイト:あはは。ちなみにTAKEMURAさんはカラオケとかに行って、ユーミンを歌ったりは?
TAKEMURA:行ったことないですね。カラオケはやらない。だけど今回、“カバーする曲を選ぶ気持ちは、OLやサラリーマンがカラオケで選曲するのと同じなのかな?”と思いましたね。“上手く歌おう”とかじゃなくて、“その歌を歌ってみたい!!”という。スタジオで歌入れする時、ヤバかったですよ、楽しくて。それと、意外とキーが高かったり、難しかったりしてヤバかった(笑)。
エキサイト:SNAIL RAMPらしい面白いアレンジが多かったんですけど、作業はスムーズに?
TAKEMURA:ウチら的にはトントン拍子に進んだんだけど、基本的にゆっくりしているので発売も伸びちゃって。ユーミンの曲もZOOの「Choo Choo TRAIN」も冬の曲なのに、むしろ節分に向けてのリリースになってしまった(笑)。
エキサイト:春になってしまった、と(笑)。
TAKEMURA:だけどね、ユーミンもZOOもスノーボーダーからのリクエストでスキー場でかかっているらしくて。それは嬉しいです。
エキサイト:あのー、一つ聞きたいんですけど。ユーミンやZOOから「こんなごっついアレンジにしやがって」とかのクレームはなかったんですか?
TAKEMURA:(笑)。なかったですね。どの曲も原曲はレベルが高かったので、自分達でもまず「演らしてください」と、土下座から入ろうって言ってましたから。で、どの曲もレコーディングは良い意味でラフにやれたし、良かったです。この勢いで、次はオリジナル・アルバムを作りますよ。楽しみに待っててください。

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by ex_musicmall | 2010-09-15 12:37 | インタビュー
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