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★イチオシCD★
DOES
ミニアルバム
「FIVE STUFF」

【初回生産限定盤】
■CD+DVD
KSCL-1812~KSCL-1813 ¥2,100 (tax in)
【通常版】
KSCL-1814 ¥1,785 (tax in)


■収録曲
1.イーグルマン
2.黒い太陽
3.タイニー・パンク
4.欲望
5.トゥデイ

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<Podcastインタビュー>
平山雄一の「ライヴハウス虎の穴」

■インタビュー・INDEX
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カテゴリ:インタビュー( 195 )
SPANK PAGE③ 〈2010/01/27掲載〉
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シングル
『不器用な情景』


発売日:2010/01/20
品番:UPCH-5638
価格:¥1,200(税込)

<収録曲>
1.不器用な情景
2.just my imagination
3.進まぬリアル
4.TIME AFTER TIME

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by ex_musicmall | 2010-10-27 13:25 | インタビュー
黒猫チェルシー① 〈2009/12/02掲載〉
黒猫チェルシー
2ndミニ・アルバム『All de Fashion』


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豊富な経験と英知を持つ澤(G.)と、
ピュアな意志を持つ渡辺(Vo.)の奇跡の出会い


恐るべきティーンズ・バンド、黒猫チェルシー。渡辺大知(Vo.)、澤竜次(G.)、宮田岳(B.)、岡本啓佑(Ds.)の4人は神戸の片田舎の高校で出会い、テレビ出演をきっかけにして今年、東京に進出。夏フェスに出たり、渡辺がいきなり映画『色即ぜねれいしょん』に主演したり。その勢いのまま、12月2日に2ndミニ・アルバム『All de Fashion』(オール・ド・ファッション)をリリースする。果たしてどんなラッキー野郎どもかと待ち受けていると、インタビューに来てくれた渡辺&澤はそれぞれにタワレコの大きな黄色い袋を抱えて現われた。それではまず持ち物検査から。ちょっと袋の中身を見せてもらった。ザ・スミス、KISS、ABBA、ピンク・フロイド、WOLFMOTHER、ティーンエイジ・ファンクラブ、ジャニス・ジョプリンなど、見事に時代も音楽性もバラバラなCDが出てくる、出てくる。

●取材・文/平山雄一

⇒黒猫チェルシー インタビューへ
⇒黒猫チェルシー オフィシャルサイト
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by ex_musicmall | 2010-10-27 13:16 | インタビュー
黒猫チェルシー② 〈2009/12/02掲載〉
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◆僕らにとっては70年代のCDも80年代も今も、初めて聴くから、新しい音楽

エキサイト:オトナ買いだあ!
:打ち合わせの資料ってことで、レコード会社の人に買ってもらったんです。
エキサイト:太っ腹だな、ディレクターさん! KISSも好きなの?
:KISSは最近のを聴いてみたんですけど、1stより音は良いし上手いけど、1stのほうがいいですね。
エキサイト:そういうバンドだからね(笑)。それにしても、見事にバラバラなCDだらけ!
:僕らにとっては70年代のCDも80年代も今も、初めて聴くから、新しい音楽なんです。純粋にカッコいいって思うかどうかが基準。ロックがどうなろうが、僕らには関係ないし。
エキサイト:昔のロックが多いけど、そういうものをずっと聴いてきたのかな?
:聴きたかったけど、地元にCDショップが無かったんで。神戸の街中には山を二つ越えたところだったから、交通費だけで往復1500円かかる。小学生には無理。なかなか買いにいけない。それでもなんとか探して、聴いてました。
渡辺:僕の地元からでも往復600円かかる。友達に良い音楽とか映画を教えてもらってレンタル屋に行っても、品数が薄くて、無いものが多かったですね。
エキサイト:どんなところから情報を仕入れていたの?
:好きなアーティストがインタヴューで言っていたバンドとか、色んなブックレットを読んだり。
エキサイト:早熟な小学生だな(笑)。
:“モームス”も聴いてた。でもテレビでクイーンも観てた(笑)。
エキサイト:その頃の“この一枚”っていうCDは?
:中3の時に聴いたジミヘン(ジミ・ヘンドリックス)の1stアルバム。小5 からハードロック・バンドをやっていたんですけど、コピーに挫折して。それでジミヘン聴いて、「こういうギターがあるんだ。これでいいんだ」って思ってまたやる気になって、3人編成のバンドでクリームとかジミヘンをやり始めました。
渡辺:僕はずっとバンドを組みたかったんだけど、周りに全然そんな人がいなくて。中1で「We are the World」のビデオを観て、声量のある人に憧れたんです。外国の人には勝てないかもしれないけど、日本人の中では負けたくなかった。どれだけ上手く歌えるか。めちゃ練習したんだけど、なかなか声が出ない。そんな時、憂歌団を聴いて、あのダミ声にシビレた。こういう歌もあるんだと思って。そう思ったんですけど、その後、ボイトレに通いました(笑)。
エキサイト:なんだか二人の話が似ている感じがするんだけど(笑)。
渡辺:そうなんですよ。澤の話を聞いた時、ショックが似ていると思いました。似た経験をしている人と高1で出会えて嬉しかった。同い年で同じクラスに小5からバンドをやっているヤツがいる。でも、バンドを組もうってこっちからは言えなかったんです。なので、自分で初めてバンドを組んで、コンテストに出ました。
:その頃、3人バンドがちょっと難しいところに入っていたんですよ。通学の時にピンク・フロイドとか聴いて、ギター・ソロを15分間やってみたり(笑)。それで、ジャケ買いした、あぶらだことかスターリンとかの日本の初期パンクを聴いて、単純明快なのをやろうと思って。それで、コンテストで渡辺の初ライヴを観て、パンクバンドに誘いました。
渡辺:初バンドのメンバー全員が初ライヴ。リハが大変でした(笑)。でも、初めてライヴをやったら、自分に刺激を与えてくれた人達からバンドに誘ってもらって、自分が自由になれた気がしましたね。
:最初は渡辺とそのパンクバンドでライヴを2回ぐらいやれたらいいなって思っていたんだけど、やってみたらむちゃくちゃ楽しくて、もっと続けようと。
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◆関西を背負っていきたいんだったら、東京に来ないで関西にいたと思う

エキサイト:1stミニ・アルバムの『黒猫チェルシー』は?
渡辺:新しい曲が出来た(当時)から発表した、みたいな感じで。
:ただ、2ndは、その時やりたい音を収録したいなと思ってた。今回の『All de Fashion』は東京に来てから作った曲を、やりたい音でレコーディングしました。
エキサイト:聴かせてもらって、一番好きなのは「ショートパンツ」っていう曲。歌詞が面白いね。「南京錠の件」っていう曲のギター・リフもカッコいい。
:60年代ロックのリフに、身近な歌詞。自分らでもクスッと笑えるような曲をやりたいと思って。
渡辺:憂歌団の「パチンコ」っていう曲が大好きで。ロックとかそんなん知らん人が聴いても、一発で笑えるような曲をやりたいと思っていたから。
:僕ら関西なんで、客を笑わせたいっていうのもあるけど、何も知らん人がぱっと聴いてカッコいいなと思う音がやりたいんです。
渡辺:関西を背負っていきたいんだったら、東京に来ないで関西にいたと思う。東京の客が僕らのライヴに来て、笑っていいのか考えているのを見ているのも面白いです。
:僕ら、ザ・フーの「マイ・ジェネレーション」を日本語でカバーしているんですけど、ライヴのMCで「友達にザ・フーっていうバンドがいて、そこのピートくんに新譜をもらったんでやります」って言うたら、女子高生が真面目に「ふーん、そうなんや」ってうなずいてる。
渡辺:そんなん、俺が笑ってまうがな(笑)。
エキサイト:『All de Fashion』は、聴いた人からどう誉められると嬉しいのかな?
渡辺:楽しそうやね!
:キャッチ-やね。聴きやすかったわ!
エキサイト:いいね、いいね。最後に、お互いを誉めてください。
:渡辺はずっとバンドをやりたいって思ってきて、自分でバンドを作って、曲も作って堂々と初ライヴをやっていた。その純粋さかな。それで渡辺を誘ったわけだから。
渡辺 :澤は、色々経験してきた上で物を言っているから、芯があってブレない。自分の好きなことをやっているのが伝わってくる。やりたいことをやりたいのは僕も同じだから、そこがすごいと思う。
エキサイト:いい関係だね。ありがとうございました。

おまけ:インタヴューを終えて思うことがあった。ギタリストの澤は、彼の年齢では考えられないほど豊富な経験と英知を持っている。一方でヴォーカルの渡辺は、生まれたままのピュアな意志を持ち続けている。こうした二人が神戸の片田舎で出会ったのは、奇跡と言うしかないだろう。まったく成り立ちが違う二人が、一つのバンドの中でがっしりと補い合っている。そこにロックバンドならではの美しいバランスを見た想いがして、嬉しかった。黒猫チェルシーは、来年注目したいバンドの一つだ。

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by ex_musicmall | 2010-10-26 22:47 | インタビュー
黒猫チェルシー③ 〈2009/12/02掲載〉
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2ndミニ・アルバム
『All de Fashion(オール・ド・ファッション)』


発売日:2009/12/02
品番:DCRC-0066
価格:¥1,995(税込)

<収録曲>
1.スピーカー
2.オンボロな紙のはさみ
3.廃人のロックンロール
4.毛にからまって
5.のらりのらねこ
6.ショートパンツ
7.南京錠の件
8.排泄物 from くち
9.ロンリーローリン

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by ex_musicmall | 2010-10-21 15:44 | インタビュー
sleepy.ab① 〈2009/11/18掲載〉
sleepy.ab
アルバム『paratroop』


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sleepy.abが、いよいよあなたに降り積もる……

空に舞い上がり、深海にとけていく……そんな印象のsleepy ab.〈スリーピー〉。はるか空を目指してそのまま飛翔して消えていきそうな羽衣は、その端を地上の音楽ビトが握っている。こうして彼らの音楽は天と地を結び、その間に存在する空間を我がものとする……。なんて描写、完全にsleepy ab.の微熱に浮かされているとしか思えない。sleepy.abが11月25日にリリースするニュー・アルバム『paratroop』は、非常に映像的で、眠りの森の中にいるような作品だ。聴いていると、海の奥に深く静かに……やわらかなとろみを帯びた水と自分が一つになってしまいそうな感覚を覚える。成山剛(Vo.&G.)が中心となって手掛ける楽曲は空気の精霊シルフを思わせる。シフォンのように、羽のように風に舞う、幽玄で無限なる成山と山内(G.)の存在。田中秀幸(B.&Cho.)と津波秀樹 (Dr.&Cho.)によるリズム隊は、俗世からゆっくり離脱していく心地良さと、ほんの少しの不安感とを地上からちゃんとつなぐ絶対的な安心感を与えてくれる。ポップスとロック、上ものとリズム隊、これ以上でもこれ以下でも叶わなかったバランスの妙をもって、sleepy ab.がいよいよあなたに降りつもる。そんな彼らは今、まだ見ぬ新しいファンに何を伝えたいのか。すると、ベースの田中が一番最初に口を開いた。

●取材・文/田邉香菜子

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by ex_musicmall | 2010-10-21 15:35 | インタビュー
sleepy.ab② 〈2009/11/18掲載〉
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◆スリーピーは、人間的なものも含めて、音の対比がすごく面白い〈成山〉

エキサイト:今回のリリースにともない、色々な取材を受けたかと思うのですが、スリーピーは、取材を通して、何をリスナーの皆さんに伝えたいと思っていますか?

田中:音の話もしたいですけど、人間的な話がしたいです。曲を聴いただけでは、意外と人間性が伝わらないような気がして。想いのほか冷たい感じにとられていたりするし……(しばらくの沈黙)…あれ? おかしいですか?
全員:(笑)
エキサイト:田中さんは熱い人なんですか?
田中:僕自身は冷めてますね、けっこう。
全員:それじゃダメじゃん(笑)。
田中:いやいや(笑)、もちろん熱い時もあるけど、それほど感情がボンッ!って上がらないんですよ。自分でリミッターかけちゃっている気もするんですけど、バンドの中では第三者的に、一歩引いたところで見ている自分も必要じゃないかなって思って。冷めているって言ったらちょっと違いますけど、冷静に判断できるようにいようかなって気持ちになる時はあります。でも、ちょっと悲しいことがあった時、スリーピーの曲を練習していて、「もしかしたらお客さんはこういう気分で聴いているのかなぁ」みたいな感覚になった時はありますね。初めてスリーピーの曲で自分が泣きそうになったこともありました。だから、やっぱり演奏するって意味ではそんなに冷めていない、かもしれないですね。ベースのプレイ一つにしても、やっぱりみんなに伝えたいじゃないですか。どんどんより良くしていきたいから、だからつい一音一音に気持ちがこもっちゃいますね。
エキサイト:ドラマーである津波さんは、このバンドにおける自分の役割上意識するところはどんなところですか?
津波:スリーピーをやっていてよくイメージするのは“対比”ですね。ベースとドラムというリズム隊と、ギターとヴォーカルという上ものと。バンドのイメージとかいうよりも、そこを常に意識してはいるつもりで。何より、歌をちゃんと聞かせたいっていう気持ちがあるんですよね。究極を言えば、歌の質感を活かすためには、ドラムが入らないことがあってもいいんじゃないかって思っているくらいで。やる気がないって勘違いされちゃうと困るんですけど、それくらい、歌を前面に押し出していきたいと思っています。今回の『paratroop』は、『archive』(sleepy.abの第一期に残した足跡を集約したベスト・アルバム)を一区切りとして実験的なことをやりたいという想いで作ったんですけど、いかに個性を出しつつ、きちんと歌を聴かせるかっていうことは常に考えています。
エキサイト:最初に津波さんが成山さんの声を聴いた時の印象って覚えてますか?
津波:覚えています。同じ専門学校に行っていた時、授業中に曲を発表する機会があったんですよ。そこで彼の歌声を聴いた時は、とにかく良い声だなと思いましたね。
エキサイト:ギタリストである山内さんがバンドの空気感を決める最後の一振り、という印象がありますが。
山内:メロディに対しての対旋律って言うんですかね、そういう部分で、より自分の音が引き立つような何かを出せればいいなと思っていますね。基本、音楽って、最初に歌とアコギで出来てきた時で、もう出来ていると言えば出来ているような気もするんです。だから、そこに音を足すからには、より良く聞こえるように……当然のことなんですが、中でもメロディがより良く聞こえる感じ、より美味しく聞こえるってとこに重点を置いて、それプラス他の要素をちょっとずつ足せたらいいなと思って仕上げていくようにしています。
エキサイト:成山さんは自分が持ってきた原型に対するメンバーのアプローチについてはどう思っているんですか?
成山:特に山内は俺が言う抽象的なことも理解してくれるんですね。「なんか、光がこう上がってくような感じでさ」的なことを言っても、山内は「なるほど……」みたいな。「おい、分かるんかい!」って思うんだけど、ちゃんと分かっていてくれて。でもリズム隊となると、理数的に理解する部分もあるから、「ん~、ちょっと分かんないな、もうちょっと具体的に」みたいな返事が返ってきたりもしますよね。だから、山内と俺の浮遊感コンビ(笑)みたいなのと、リズム隊との対比……さっき津波が言っていたような、人間的なものも含めて、そこの音の対比がすごく面白いなって思いますね。
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◆“踊れるロック”があるなら“眠れるロック”があってもいい〈成山〉

エキサイト:『paratroop』というニュー・アルバムでインディーズからメジャーへという今回のワンステップに気持ちの変化はありますか? そしてsleepy.abはどんなバンドだと思われていくんでしょうね?
成山:その決意とか覚悟とかっていうのは、インディーズとかメジャーとかは関係なかったですね。ただ、『archive』というアルバムを出して、一区切りして次のステップへ行くっていう意味での覚悟はすごくありました。スリーピーっていうバンドは、自分が寝る時に聴くような音楽を作りたいっていうところから始まっているんですけど、だから“眠れるロック”って言うんですか? “踊れるロック”があるなら“眠れるロック”があってもいいかなっていう。
エキサイト:田中さんはゴリッとした音、レッチリとかも大好きですよね? そうした音が好きな田中さんは、成山さんのイメージする“眠れるロック”という意味合いのあるsleepy.abという名前を最初にどう思ったんですか?
田中:いや、スリーピーという名前は歌とか雰囲気にバッチリだと思いましたね。歌ものもアリだし、ゴリッとしたものもあるし、曲によりけりで。その(成山が言う)“眠り”に対して自分達がどんなエッセンスを足すのか、そういうことだと思うんですよね。眠りって言ってもいろいろあるし。
成山:浮遊感が増すってことは、じつはリズムはもっとタイトじゃなきゃいけないっていうことなんですよね。そうしたら浮遊感ももっと増す。リズム隊の中でのスリーピーって、そういうことだと思うんですよね。
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◆自然な生活の流れの中でスリーピーに出逢ってほしい〈田中〉

エキサイト:では、『paratroop』から、強いて一つ挙げるとしたらこの曲! という曲を教えてください。
成山:僕は「メロウ」。この曲は“部屋”という狭い箱の世界を描いているんですが、その部屋を表わす場面がすごく難しくて、一番生々しかったんですよね。でも、もう一回り自分の詞の世界を広げたいと思って作ったのがこの曲なんです。初めてCDを出した時、10年後に自分で聴ける、普遍性みたいなものを詞の中に入れたいと思って、これまで時代背景の分かる生々しい表現を排除することをテーマにやってきたんですよ。でも、前作の『archive』という作品で、これまでの自分のテーマに一区切りつけて新しいステップへと進むからには、新しい課題を持とうって思って。「メロウ」は具体性のある言葉を入れながらも、これまで作ってきたものを壊すことなく完成させられた、一歩前に行けたかなっていう、そんな曲です。
山内:「さかなになって」なんですが、音楽って、まず歌があって、そこに入る楽器は何でもいいんだろうなって前々から思っているんですけど、バンドだと、それを音源に出すことがなかなかできないんです。そういう意味で、今回はみんなで色々な音を入れてみたりと、楽器や音に縛られずに曲を作っていけた……違う幅が一つ増えたっていうか、一歩踏み込めた気がしているんですけど、それがもっとも良いバランスで収まったのがこの曲かなって思っています。
田中:「メトロノーム」の歌詞がすごく好きですね。作者である成山本人と内容について話してはいないんですけど、自分が聴くに、この曲は自分達のことを書いていると思っていて。飛行機で東京に来て、ライヴを何本かやって、また帰って、空港を降りて、僕の車にみんなで乗って札幌まで帰るっていうシーンにすごくマッチする。アルバムがクロージングしていく感覚と自分達が帰る場所に帰ってくる感覚とピッタリ合うというか、すごく染みるんです。僕達がツアーして、どう思って札幌に帰っていくかっていうのは伝わらないかもしれないけど、でも人それぞれ色々な生活があって、毎日が家に帰るまでの一つの旅じゃないですけど、この曲は聴く人それぞれの捉え方で色々な風景がバッと浮かんでくる曲なんじゃないかなと思います。
津波:「ナハト・ムジィク」は一番、僕らのやっていること、やりたいことが集約されている曲ですね。歌を聴かせたいんだけど、でもちょっとこう、個性も打ち出したいというか、難解なこともしてみたいし……そういうのが詰まった曲です。プレイヤーとしての欲求みたいなものも出ているけど、もちろん歌を立たせたい。こういう暗い曲調でいながらも、最後に“パーーーーーッ”みたいになっちゃう(笑)、そういう感じがすごく気に入っているんです。どんな“パーーーーーッ”なのかは楽しみにしていて下さい。
エキサイト:それでは最後に、このサイトをご覧のみなさんに一言ずつメッセージをいただけますか?
成山:『paratroop』っていうアルバムは4人とも自信作と銘打っているんですけど、曲って聴いてもらった時に始まると思うんですよね。だから、曲自体が歩いていってほしい、それにまた僕らも感化されたいって思っています。漫画があって映画があってっていうような影響のスパイラルってあるじゃないですか? 自分達の曲を交えてそういう影響を早く受けたいなって思うんです。そういう存在にもなりたいし。だから、ぜひ11月25日に出るこの作品を聴いてほしいなって思います。
田中:CDや音楽を聴く時って、第一音に準備してしまうというか、かしこまる感じってないですか? 僕達の音はそのかしこまる感じというよりはWEB上での試聴とか、自然な生活の流れの中で出逢ってほしいんです。それが一番自然でいいことかなって思って。だから、試聴などでまずはサラっとでも入ってもらって、そこから深く聴き込んでもらえたら嬉しいです。生活の中の色々な場面で僕達の音楽が流れているような感じがいいかなって。
山内:今回はメンバーみんなが新たな区切りで一歩踏み出せたアルバムなので、とりあえず聴いてみて下さい。
津波:とりあえずCDを聴いてもらって、とにかくライヴを観にきてほしいです。僕らはツアーをたくさんやっていて、ライヴバンドであるし、そのライヴでスタジオ盤とはまた違うように曲を熟成させていっているんです。CDとライヴと、二度美味しいバンドだと思うし、ライヴならではの音圧感も感じてほしいので、ぜひ聴いて下さい。

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by ex_musicmall | 2010-10-21 15:27 | インタビュー
sleepy.ab③ 〈2009/11/18掲載〉
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5thアルバム
『paratroop』


発売日:2009/11/25
品番:WPCL-10745
価格:¥2,100(税込)

<収録曲>
1.ダイバー
2.メロウ
3.ドレミ
4.ナハト・ムジィク
5.unknown
6.アクアリウム(album extended)
7.さかなになって
8.flee
9.インソムニア
10.メトロノーム
11.mori

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by ex_musicmall | 2010-10-21 14:14 | インタビュー
鶴①〈2009/11/11掲載〉

5thシングル『アイタリナイ』


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今回も鶴節全開! 愛欠乏症救済ソング

今回の鶴のニュー・シングルは「アイタリナイ」。最初は「愛足りない」と「会い足りない」とかけるつもりだったそう。けど、会い足りないなら会ったらいいじゃないか!? と自分に突っ込みを入れてしまったと言うのは、鶴のうたギター、秋野温。かくして「アイタリナイ」は愛欠乏症救済ソング一本に絞った応援歌となった。でも、暑苦しいのはメッセージよりもサウンド。うねるグルーヴ、跳ねるビート、熱いヴォーカルに男心を包んで今回も鶴節全開。実際の中身はキュンとして、どこか優しい。そんな鶴に聞いたニュー・シングルのこと。もちろん今日もアフロにキモシャツです。

●取材・文/田邉香菜子

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by ex_musicmall | 2010-10-20 22:50 | インタビュー
鶴② 〈2009/11/11掲載〉
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◆「アイタリナイ」は、自然に「鶴」のライヴの中であるべき一曲

エキサイト:ちゃんと今日もアフロにキモシャツですが……でも、あまり気持ち悪くないですよね? むしろカッコよくありませんか、そのシャツ。
秋野:そう…です…いや、気持ち悪いね、ちょっと。
全員:(爆笑)
秋野:いやでも、もう別に……僕らも気持ち悪いとは思わないんですよね。
笠井:ま、でも普通に見たら、ちょっと気持ち悪い……ですね。
秋野:そっかな? ……可愛いじゃん。
笠井:目がどうかしてきてるよね(笑)。
秋野:まぁこういう衣装を始めた頃は普段とは馴染みのない服だったので、たとえば素材がテロンテロンで気持ち悪いな~と思って、だからキモシャツって呼んでいたんですよね。
エキサイト:汗吸ってくれない感じの。
神田:まさにそうですそうです。それです、はい(笑)。
エキサイト:さて、11月11日にリリースするシングル『アイタリナイ』ですが、コンセプトはどこから来たのでしょうか?
秋野:コンセプトは“鶴らしさ”です。“今の鶴らしさ”っていうんですかね。今まで出してきた曲も鶴らしいところはいっぱいあるんですけど、元々の自分達らしさって、やっぱり楽しそうで、胸が少しキュンとして、でもちょっとバカもできて、それでいてキャッチーでって、そういうバンドと音楽を目指していたので、そこを突き詰めました。色々な楽曲を作る中で今回のこの曲がメンバーもスタッフも全員一番しっくり来たというか。この曲はすでにライヴでもやっていて、改めて今回シングルになるんですけど、シングルになっても、ならなくても、きっとこの曲は、自然に鶴のライヴの中であるべき一曲だと思うんです。
エキサイト:鶴は応援ソングバンド、というわけではないと思うんですが、この曲には明らかに背中を押す雰囲気がありますね。
秋野:応援ソングを書こうと思って歌詞を書いたわけではないのですが、どっちかって言うと自分のために書きましたね(笑)。自分が思うことを自分という人間を客観的に見たりして…きっと書いている時に追い込まれでもしていたんでしょうね(笑)。愛足りないんだけど、でもみんなが頑張っているおかげで俺もあるんだよって思えた部分もあるし。
エキサイト:笠井さんはこの曲が来た時に、どう思ったんですか?
笠井:ライヴの絵がすぐに見えたんですよね。鶴のノリノリのダンスナンバーはゴリゴリッとした曲が多いんですけど、この曲はノレるのにちゃんと聞かせられる曲だなと思って。だからライヴでこの曲をやったら、キュンとしてノレて絶対お客さんをド~ンッ!とやれるなと。その、ライヴでやって楽しい雰囲気が出せるようなところは意識しましたね。
エキサイト:Aメロのリズムの刻み方は非常に歌詞を立たせるようになっていますが、リズム隊として何か工夫したことというのは?
秋野:(リズム隊二人へ)Aメロのリズムを作る時に一番悩んだでしょ?
笠井:Aメロ、Bメロ、サビ、どれをどういうリズムにしようかって、色々なパターンを試しましたね。
秋野:これがなかなか決まらなくて(笑)、最終的に今回収録したものが一番ハマりがよかった。
笠井:結果、一番シンプルでストレートで届きやすい形になったと思います。
神田:ホントそうです、余計なものは要らないっす。
エキサイト:しかしこのシンプルが一番難しい。
神田:そうなんですよね。でも、最近少しずつ各々の技量が上がってきて、演奏中に考えることとか感じることもちょっと変わってきて、その中で最初からシンプルにする良さと(シンプルじゃないものを)シンプルにできると思えることと両方あって、ビビらなくなってきたというか。
エキサイト:ビビったことというのは?
神田:ありましたね、鶴の初めの頃は。どっしりやっていればいいところを、ビビってフレーズに関しても何かやらなきゃって小細工し出すんですよね。それが曲に対して必要なのか不要なのかが次第分かってきて、へんに小難しいことをやるよりも、シンプルなことを堂々とやったほうがカッコよかったりとか。その辺りが少しだけ分かってきたからやってみようって、そんな感じです。人も女性もシンプルが一番魅力的です(笑)。
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◆愛足りないなと思っているそこのアナタ、リリースは、愛愛愛愛の日です!

エキサイト:真面目な話に終始してしまいそうな空気ですが(笑)、こんな話をしている間も三人は引き続きアフロ、と。
神田:もちろんです。
エキサイト:これは……鶴が続く限りっていうことですよね?
秋野:そうでしょうね。全員一致で「変えよう!」ってなったら話は別でしょうけどね。
エキサイト:お客さんの前にアフロ無しで出たことはこれまであるんですか?
笠井:それは……(ごにょごにょと)ありますねぇ。最初の髪が伸びるまでの期間…。
エキサイト:えっ?! 髪伸びる前って…それ、まさか地毛すか?!?!?!?!
笠井:……という言い訳で、アフロ無しで演奏したことはあります(笑)。
全員:(大爆笑)
笠井:いえ、でも地毛かどうかもすべてミステリーです(笑)。バンド開始半年くらいのどういう方向性で行こうかっていうことが決まるまではアフロじゃなく出ていたこともある、ということです(笑)。
秋野:途中で(アフロを)取った時もありましたね、ライヴ中に。
笠井:んー……取ったってどういうことかな!
秋野:何年も前の話さ、髪が伸びる前のね!
神田:そうさ、昔の話さ!(なぜか一同アメリカのコメディ番組風)
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エキサイト:しかし、コメディセンスは忘れないですね、本当に。今回のPVには森三中の黒沢さんが出ていらっしゃいますが。
秋野:PVに誰か出てほしいなって話になって。
神田:誰かいい人いないかな……っていうので黒沢さんに。
エキサイト:候補はたくさん存在したはず……ですよね(笑)。
神田:そうなんですよね。ただ……キタんですね、ピシャっと。
全員:(笑)
笠井:ちなみに、神田くんが好きだったんです、黒沢さん。
神田:ま、それもありますけど。
エキサイト:え、あの、ふくよかな人が好き、とかですか?
神田:いや…っ、あのー…なんですか。
秋野:芸人として、でしょ(笑)。
神田:そう!
全員:(爆笑)
エキサイト:森三中の中でも、黒沢さんが一番イイってことですね。
神田:そうですね、それはもうダントツで。あの振り切り方が、なんかすごく近いものを感じるんですよ。
全員:(爆笑)
エキサイト:映画『フラッシュダンス』かと思うような水の浴び方、80'sを彷彿とさせるレオタード、豪快に浴びるクリーム。黒沢さんは今回のシングルにおける何かしらの、愛の足りなさを象徴するアイコン、なんですか?
神田:愛が足りないというところで、色んな愛の鞭を受けるわけです。そう、PVの中で黒沢さんが受けているのは、ひどいように見えて、すべて愛の鞭なんです。優しさの試練なんです。
エキサイト:あれ、優しさなんですか?! 弱酸性より格段pH値がハードな気が……。
神田:そうですね、結果振り切ってますよね(笑)。でも、最終的には優しさなんです。そして、その愛の鞭に負けない、強い心が最後黒沢さんにあるわけです。この解説つきで、PVをもう一度ご覧ください……ってこれは読み物でしたか(笑)。
エキサイト:それでは最後に、愛が足りない、と思っている方々にメッセージがあればよろしくお願いします。
笠井:よろしくおねがいしまーすっっっ!!!
全員:(笑)
エキサイト:誰に言ってんですか(笑)。
笠井:自分も足りてないから発言でしょ、今のは(笑)。
神田:くれと、愛を、俺にって、そっちか(笑)。
秋野:愛足りないかぁ……でも、恋愛だけがすべてじゃないと思いますよ。さっき(取材を行なった部屋に)女性誌が置いてあって空き時間に見ていたんですけど、恋愛に勝つとか負けるとか書いてあって……「なんだバカバカしいっ」って(笑)。思う年になりましたね、だんだん。って、何か愛足りない感じ全開じゃないですか(笑)。
エキサイト:そんな人にこそ聞いていただきたいシングル、リリースは?!
秋野:11月11日です!
神田:愛愛愛愛の日です(笑)。
笠井:周りからの愛が足りないと思っていたら、誰かを愛してあげてください。そうすると、誰かを愛したその愛が誰かを愛して帰ってくると思います。だから、足りないなと思った人は愛してください。……ということです。
秋野&神田:おお~っ。何かいいね。「イッツ・ア・スモールワールド」が聞こえてきそうだね。
神田:愛足りないなと思っているそこのアナタ。えー……愛は、(きっぱり)足りてます。愛が足りてないわけがないんです。じゃないと、ここにいないと思う。人は色んな愛を受けているはずなんですよ。だからもっと周りの優しさに気づいてみたらどうですか? って。周りのことを見る前に、自分をもう一回チェックしようぜ! ですね。
笠井:11月11日です!

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by ex_musicmall | 2010-10-20 22:46 | インタビュー
鶴③ 〈2009/11/11掲載〉
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5thシングル
『アイタリナイ』


発売日:2009/11/11
品番:WPCL-10745
価格:¥1,000(税込)

<収録曲>
1.アイタリナイ
2.燃えるような恋じゃないけど

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by ex_musicmall | 2010-10-20 22:24 | インタビュー


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