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2.黒い太陽
3.タイニー・パンク
4.欲望
5.トゥデイ

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<Podcastインタビュー>
平山雄一の「ライヴハウス虎の穴」

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ジン / アルカラ / GARI / The JFK / the storefront〈2009/02/18掲載〉
2009/01/29@Shibuya O-Crest
【LIVESTAR's CAMP Vol.22 -Special Edition-】


超個性的な主張を持つ5バンドによる極彩色のイベント

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 参加5バンドの音楽性はバラバラ。だが、それぞれに超個性的な主張を持つ。今夜は似たもの同士が集まるのではなく、各々の信じるスタイルをもって激突するイベントだ。これまで出会うことのなかったバンドたちが一同に会する奇跡。それはある意味、イベント・シーンの成熟を表わしている。このイベントがどんな盛り上がりを見せるのか。注目の開催となった。

 オープニング・アクトとして登場したのは、大阪からやってきたthe storefront。ステージ右に陣取る林(Vo.&G.)に向かって江本のドラムがやや斜めにセットされ、ベースの小原と3人のラインが作られている。竹内(G.&Cho.)は全体を見渡すように、やや内側を向いて左に立つ。すべてが歌に集約するポジショニングだ。音が出ると、まさにそのとおりのサウンドがフロアを覆う。オープニング・アクトという言葉以上の演奏のクオリティに、オーディエンスに緊張と期待が走った。

 竹内のテレキャスターが奏でる落ち着いたアルペジオに乗って、林が「2秒後」を歌い始める。いいメロディと、いい声だ。それをしっかり支える江本のドラムの音色が美しい。東京ではまだそれほど知られていないが、相当のポテンシャルを秘めたバンドだ。まずはじっくり林の歌を味わおう。曲のつなぎもカッコいい。バスドラの4つ打ちに林のコード・カッティング、さらに竹内のクセの強いギター・リフが絡んでくる。2曲目「8700」の歌の始まりのバックは、ドラムとベースのみ。これだけでも、the storefrontはバンド・アンサンブルにかなりのヴァリエーションを持っていることがわかる。

 「ありがとう。改めまして、the storefrontです。僕ら、なんで東京に来ているかというと、1月16日に初のミニ・アルバムを出しました。そのレコ発でまわってます。また2月にここでやりますので、気に入ったら観に来てください。ではそのアルバムから1曲」と「嘘の台詞とクラクション」を林が歌い始める。ポップな16ビートを、安定したドラムスとニュアンスたっぷりの小原のベースが膨らませる。歌詞を口ずさみながらリズムにアクセントを加える竹内のギターもいい。そしてすべては林の歌のために。その実力のほどが充分うかがえるパフォーマンスだった。
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 The JFKは、セッティングを見ているだけでにぎやかそうなバンド。BGMにはチープ・トリックの「サレンダー」など懐かしい歌ものロックが流れている。サウンドチェックでは、典型的なロックギター・フレーズの連発。古き良きロックを愛するリスナーたちが集まって結成されたバンドなのだろう。フロントの二人が持っているのは、ギブソンSGモデル。黒いSGが SENSHO1500(G.&Vo.)、赤いほうがキタシンイチ(G.&Vo.)。リズム・セクションはヒネ(B.&Vo.)とサイトーリュータ(Dr.)だ。派手なSEの中、メンバーは黒の皮ジャン、サングラス姿で登場。ハンドクラップしながら会場をアオって、そのままギター・ソロに突入。ありゃ、このフレーズはさっきサウンドチェックで練習してたやつだ。わかりやすいバンドだあ(笑)。ドッカーンと始まった「LIFT UP」は、英語の歌詞のバッドボーイズ・ロック。見事なオールドスクールっぷりだ。

 「最後までよろしく。愛の形はいっぱいあるぜ。『Shapes of love』!」と2曲目を紹介。ショーアップしたステージングに、観客は徐々に温度を上げていく。ヒネがヴォーカルを取る「It's so good」では、ツイン・リードギターが炸裂。音色のそろったSG2台の威力を見せ付ける。The JFKの絵に描いたようなハードロック・マナーに、思わず嬉しくなってしまう。相当のキャリアを持った4人なのだろう。

 「どうですか? 渋谷。オマエラおとなしいな。渋谷ロックキッズ、おりゃー!! 残り2曲。ここの天井ぶっ飛ばすくらい、あるいは地の底に落ちてくぐらい暴れろー!!」。「FILL ME」はいかにもレッド・ツェッペリンを下敷きにしたオリジナル。オーディエンスはすっかりThe JFKにシツケられて、ハンドクラップでバンドの熱演に応えている。ラストの「Good times」ではヒネのまねをして、会場全体がコブシを挙げる。大盛り上がりの中、ストレートに楽しい“ロックばか一代”のライヴが終わったのだった。
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 次のGARIで、会場の雰囲気がガラリと変わる。シンセドラムがセットされ、ベースのブースにはスタンディング・ベースが用意されている。ベーシストの髪は真っ赤だ。ギターもエフェクターをギッシリ並べて、スキンヘッド。しかもカールコードを2本垂らしたダブルネックを抱えているから、深海に棲む巨大タコを連想してしまう(失礼!)。長身のヴォーカルはと言えば、楽器は持たずにマイクの前に立っている。YOW-ROW(Vo.&Prog.)、獨古(G.)、藤本(B.)、日下部(Dr.)の4人は、それぞれに独特のオーラを放っているミュージシャンだ。

 ハイトーン・ヴォイスのYOW-ROWには、圧倒的な存在感がある。そこに打ち込みを駆使し、微妙なニュアンスと大きなパワーを与える演奏が加わる。絶妙なミックスなので、打ち込みとマニュアル・プレイの聴き分けが困難だ。が、そんなことには関係なく、ダンサブルなロックが文句なしにカッコいい。ハードな「F・A・M・E」に続く「WIPE OUT!」は、さらにハードな曲。途中、YOW-ROWが左手を水平に伸ばし、右手に持ったマイクを胸の心臓のあたりに当てる。轟音で鳴る打ち込みのキックの音が、彼の心音のように聴こえてくる。イマジナブルかつカッコいいパフォーマンスだ。高度に研ぎ澄まされたミクスチャー・サウンドに、フロアはモッシュ寸前までヒートアップ。この日のハイライトとなった「SPEEDMASTER Ⅱ」では一段と激しいキックにエキゾティックなメロディが絡み、YOW-ROWの額に汗で濡れた髪がへばりつく。スリリングなステージ運びだ。

 藤本はメロディアスな「materialism」でスタンディング・ベースに持ち替える。その綺麗なサウンドに会場から大きな拍手が起こった。再び5弦ベースに戻った「UNIVERSE∞」では、イントロに美しいコーラスが響き、獨古のコード・ストロークがキラキラと鳴る。彼のダブルネックは1本がベースでエフェクティヴな音はこちらで弾いているようだ。もう1本はギターで、歪む音からクリアトーンまでをカバーしている。

 サウンドにぴったりマッチした歌がカッコよく、フランスのレーベルからCDをリリースし、海外ライヴもコンスタントに行なっていると聞いていたから、歌詞は英語だと思っていた。が、時折、日本語がもれ聞こえてくるのが少し不思議だった。だから後でYOW-ROWから「僕らの歌詞は全部日本語です」と言われて、本当にびっくりさせられた。メンバーたちはコンピュータとの間合いをうまく取って、GARI独自の音を作っている。迫力満点の「RHYMERACER」など、フロアライクなバンドの個性を100%発揮して楽しませてくれたのだった。
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 出演バンドごとにカラーがまったく違うのに、オーディエンスがひるむことなくすべて楽しんでいることに改めて感動する。タフな出演者とタフな観客。そして次は今日のイベント最大の台風の目、アルカラの出番だ。

 アルカラは、神戸のライヴハウス「ART HOUSE」周辺およびバンドマンの間で伝説的な人気を誇る4ピース。稲村太佑(Vo.&G.)、田原和憲(G.)、下上貴弘(B.)、疋田武史(Dr.)はライヴ開始前にドラムセットの前に集まって、ゲンコツを合わせた。稲村はシングル「チクショー」のポスターと同じ顔で、首に真っ赤なタンバリンを掛けている。いかにも暴れん坊なメンバーの面構えに、ドキドキしてくる。グァランガッシャーン。いきなりギターが鳴って、意味不明のタイトルのインスト「Aカップ巨乳」が始まった。次の「振り返れば奴が蹴り上げる」を、稲村はギリギリの高いキーで歌い出す。ケイレンするギター、ぶかぶかズボンのベース、ドラムはイスから飛び出しそうな勢いだ。「+.-」は疾走で始まって、途中でスローにチェンジしてまた疾走する。バンドが一丸となってトリッキーな音楽を描く様子は壮観だ。

 タイトなアンサンブルと、一秒も止まりたくない精神性が、アルカラの第一印象。このバンドのアンサンブルの要は稲村にある。噛み付くようなヴォーカルと、鉈でぶった切るような音色のテレキャスターのギターワークがバンドの色を決めている。気が短いのにやさしい不良の音楽は、時に「相対」などでホロっとさせてくれる。一方で、爆発したのは「メランコリア」。稲村の<まだ見えない 見えないんだ>という叫びに合わせて、気がつけば客席で最初に登場したthe storefrontのメンバーが歌っている。稲村は最後に首のタンバリンを叩いて曲を終わらせ、ラストに「チクショー」を歌ったのだった。噂にたがわぬ強烈なパフォーマンスは、パンク・スピリットとオルタナロックが火花を散らす鮮やかなものだった。
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 4バンドのテンションの高い演奏に、会場は温まり切っている。なのである意味、ジンはやりにくいだろうなと思っていたが、そんな心配は無用だった。最初にドラムの哲之がスティックを叩き合わせながら登場して、イスの前に立って観客をアオる。追いかけるようにハルカ(G.)ともとき(B.)も出てきて、「オープニングセッション~ミッション・ジン・ポッシブル~」が始まった。ジンというバンドの基本は、すべてこうしたセッションから始まる。曲作りもリハーサルも、まずはお互いの音を聴きながらというのが彼らのやり方だ。タイトルどおり映画『ミッション・インポッシブル』のテーマ曲をベースにしたセッションは、爆発寸前まで高まっているオーディエンスの心と体に真っ直ぐに入っていく。

 間もなくひぃたん(Vo.)が現われて、デビュー・シングル「雷音」を歌い始める。ヴォーカルの抜けがとてもいい。バンドもセッションでゲットした熱をそのままキープして、歌とのマッチングは高度に安定している。それでも、やはりイベントに登場した4バンドの好演に刺激されて、いつも以上の気合いを感じる。そんなファイティング・スピリットを表わすように、曲の終わりで哲之が立ち上がった。

 「さあ、みんな。今夜は楽しもうじゃないの」とひぃたんがニッコリ笑う。新曲の「ガンマ」にも大きな拍手が起こる。じつはライヴ直前にインタヴューさせてもらったのだが、メンバーは次のアルバム制作に向けて燃えていて、こうした新曲を早くレコーディングしたいと語っていた。

 ハルカのスラッピーなテレキャスターから始まった「創の手」が、最高の出来だった。倒れてそのまま床で歌うひぃたん、低域から入って劇的に盛り上げるハルカのギター・ソロ。特に彼のコーラスワークには、同世代では飛び抜けたスキルとエモーションがある。バンド・アンサンブルのピークは次の曲「みこと」。 CDに入っていた三線のニュアンスを最大限に補う跳ねたリズムが曲に明るさを与える。受けてひぃたんのヴォーカルのイメージが広がり、好調なバンドらしいパフォーマンスとなった。

 再び新曲の「優しい朝」で本編を締めて、長時間に渡るイベントの最後まで残ってくれたオーディエンスに感謝してのアンコールは「ワンスモア」。本当に充実したイベントとなった。

 打ち上げも感動的。まったく方向性の異なるバンドのミュージシャンたちが、互いをリスペクトしつつ音楽談義に花を咲かせる。もちろんいい具合に酔っ払う人がいたり、食欲に走る人がいたり、収穫の多い一夜だった。そして、個人的には、個性のカタマリのようなフェンダーの名器“テレキャスター”を弾きこなすギタリストが偶然にも集結したことも楽しかった。たぶんそれは偶然ではない。きっと、そのことが象徴するように、極彩色のイベントは大成功だったのだ。
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●取材・文/平山雄一、撮影:東京神父/b>

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by ex_musicmall | 2010-12-08 21:19 | ライヴレポート
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