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2008/12/20@赤坂BLITZ
【椿屋四重奏『熱視線6 live circuit「SECRT ROOM」』】 一年間の充実度が滲み出たステージ そんな前情報も楽しみに挑んだ、椿屋四重奏のワンマンツアーのセミ・ファイナル。翌日同じ会場で行なわれるファイナルのチケットも早期に完売し、急遽その追加公演でもあったこの日のライヴは、彼らの今までとこれから、そして2008年度の彼らの活動の充実度が終始滲み出たものとなった。 【SECRET ROOM】とタイトルされた今回のツアー。ステージ頭上では朽ちたシャンデリアが、ステージのバックには無機質で金属的なゲージが、そのタイトルさながらの密室感を醸し出している。ハードなビ・バップ(JAZZ)のBGMが場内に心地よく流れる中、突然それが止み、SEに乗り、ドラムの小寺、ギターの安高、ベースの永田、ヴォーカル&ギターの中田の4人が順にステージに登場した。 中田にスポットライトが当たり、1曲目の「ぬけがら」がジャジーなタッチの弾き語りスタイルで始まる。それを受け止めるかのように聴き入る会場。その一拍後、ガツンとしたダイナミックさを急に目の前に提示されたように、2曲目の「終列車」に突入する。ワイルドさと艶かしさ、スリリングさを有したこの曲に、会場中がグイッと引き込まれる。この頭2曲だけで、会場全体がすでに椿屋の世界観に支配されていることを実感する。3曲目「群青」が始まると、間奏部で安高のギターもアクセントをつける。そして、めまぐるしいこの曲の展開をリードするのは、やはり小寺のドラムだ。4曲目の「幻惑」のイントロが鳴らされると、一際高く歓声が上がった。ストレートになるサビの部分では、コブシも多く上がり、ライヴ・アレンジされた長い間奏部や、そこから沸き起こる高揚感はライヴならではだ。 ここで一発目のMCが入る。「どうせクリスマスも一人だろうから、俺からのプレゼントだ」と、中田が発したあとに放たれたのは、新曲「CRAZY ABOUT YOU」。サポートのキーボードも加わり、中田もハンドマイクで歌う。モータウン調のポップな曲ながら、途中にオペラ風の3拍子も挿入され、楽曲を膨らませる。客席も中田も歌に合わせ、楽しそうにステップを踏んでいる。その様はさながら、廃虚での舞踏会だ。そして、ポップ色になった会場を、再び彼ら独特の“艶ロック”へと引き戻すように「恋わずらい」に入る。間奏部では4ビートを上手く取り入れ、会場を一瞬ジャジーな雰囲気へと誘う。"もしかして、今回の彼らのライヴの裏テーマはジャズなのか?"と邪推。 ドラムのつなぎのビートに合わせて手拍子を打つ会場。それをまるで急転させるかのように、スリリングな安高のギターリフが会場に響き渡り、「熱病」が始まる。タメて叩くドラムがワイドさを生み、リレーするように安高のギターソロが会場中に高揚感をもたらす。再び中田がギターを持ち「プロローグ」をプレイする。間奏部では、中田と安高が向き合い、ツインリードさながらのギタープレイを披露。うーん、カッコいい!! 続いて、彼らの中では珍しい裏打ちナンバー「硝子玉」に入ると、永田のベースもレゲエのファットさを楽曲に持ち込む。音数やアレンジのドラマティックさが少ないぶん、あえて歌世界で勝負しているかのような場面だ。歌の中の雨に打たれている光景が眼前に現われた。 中田による2度目のMCを挟み、再びダイナミックなイントロが会場中に響き渡り、「MU DA BO NE」が飛び出す。安高と永田、そして小寺のコーラスも加わる。続いて、新曲「シアトリカル」が飛び出すと、新曲にも関わらず、曲に合わせ、会場中が腕を左右に振る。そして、メローながらドラマティックに歌う、ミディアムなナンバー「紫陽花」、ジワジワとスリリングさと艶かしさを有した「砂の薔薇」に続き、会場中が彼らの放つ大きな波に飲み込まれていく。続いて、パラレルなフレーズが会場いっぱいに広がると、「トーキョー・イミテーション」が始まる。間奏では永田も長尺のベースソロを披露。そして、立て続けのノリの良い曲がさらに会場を湧かす。高揚感たっぷり、ラストでは目まぐるしい変化を見せる演出もニクい新曲「フィナーレ」、雨の情景を歌いながらも、その向こうにある晴れを感じさせる、配信限定ナンバー「アンブレラ」が会場に響き渡った。次のMCでは、先日東京ドームに沢田研二のライヴを観に行き、そのステージに感銘。「生涯でもっとも良いステージを見た」と、中田が嬉しそうに語った。 さあ、ここからは後半戦だ。まずは、変則的なブギーの効いた新曲のグラムナンバー「クリーチャー」が始まる。サビは初見のお客さんでも充分に歌えるほどキャッチーだ。続いての「サイレンス」では、中田のアクションもさらに激しくなっていく。そして、「螺旋階段」がプレイされると、お客さんの興奮度もさらに上がる。もう、こうなったらお互い興奮度の上書き合戦だ(笑)。本編最後の「空中分解」では、中田も前っつらまでせり出していき、永田と安高が向き合い、己の楽器を弾く。会場全体が一体感を持ってそれに呼応する。まちがいなく本日のクライマックスだ。性急的なアウトロがガッツリと、この日の本編を締めてくれた。 ここからはアンコール。ステージに椅子が2脚用意され、中田と安高の二人が現われた。アコギを持って椅子に座る二人。どうやら新曲の「僕にとっての君」を弾き語りで披露してくれるようだ。新曲での不馴れ、いや、客席を和ますための愛嬌だろう(笑)、二人がイントロをハズすも、会場中が快くやり直しを促す。2本のギターのアンサンブルと歌でしっとりと伝えてくれたこの新曲に、会場中が染み入るように聴き入った。そして、ステージに永田と小寺も加わり、中田は引き続きアコギを手に「小春日和」をプレイする。続いて、本日のサプライズとばかりに、やおら中田がハットをかぶり、聴き覚えのあるイントロが飛び出した。前述のMCでも発せられた沢田研二の「勝手にしやがれ」のカバーだ。会場中が矯声に包まれる。カブっていたハットを間奏時に客席に投げ入れる姿は、まさにエンターテイナーだった。 ここで本日最後のMCが入る。中田が今年1年のお客さんへの感謝と、来年の椿屋は増々面白くなることをマニュフェストする。そして、シメはやはりこの曲。会場中のレスポンスによる曲のイントロデュースに乗り、「君無しじゃいられない」が始まった。"待ってました!!"と飛びつくオーディエンス。間奏にはこれまたお約束のメンバー紹介&各人のソロ回しを披露。その後のコール&レスポンスに会場中も嬉しく応えていた。 演奏曲数24曲。うち5曲もの新曲を披露してくれた彼ら。前述と重複するが、じつに椿屋四重奏の今までとこれから、そして2008年度の充実度が終始滲み出たステージであった。 ⇒椿屋四重奏 オフィシャルサイト ⇒椿屋四重奏 インディーズ・ベスト・アルバム『RED BEST』インタビュー ⇒椿屋四重奏 2ndアルバム『CARNIVAL』インタビュー
by ex_musicmall
| 2010-12-08 21:16
| ライヴレポート
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