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<Podcastインタビュー>
平山雄一の「ライヴハウス虎の穴」

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オワリカラ、N'夙川BOYS、撃鉄らが出演!【スペースシャワー列伝~第八十二巻維新(いしん)の宴~】
《【スペースシャワー列伝~第八十二巻維新(いしん)の宴~】ライヴレポート》
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 今年10周年を迎えた『スペースシャワー列伝』が、11月にオープンしたばかりのスペースシャワーTVプロデュースのライヴハウス「WWW」とのスペシャル共同企画で開催された。数多くの歴史を刻んできたこのイベントに、今回新たに名を連ねたアーティストは全7組。

 真新しいライヴハウスでの列伝に期待が高まる中、まずステージに現われたのは“シティパンクロック集団”撃鉄。ヴォーカル天野ジョージが上半身ハダカで登場するやいなや、ダンスとも、単なる衝動とも取れぬ奇妙な動きで観客の目を釘付けにしてゆく。6曲目の「はじまりの歌」では、急に客席に降りたかと思えば、なんとライヴハウスの壁を器用に登り始めてしまった! 天野の驚異的な身体能力とあらゆる概念を取り払ったパンキッシュな行動に、まだ探り探りだった観客の熱も一挙に上がってゆく。今日、ここで一体何が始まるんだ?という微かな不安と高まる期待。まさに“維新の宴”にふさわしい幕開けだ。

 「この日に、この場所であなたと出会えたことに感謝しています」そう言って歌い始めたのは、2番目に登場した秀吉のヴォ-カル&ギター柿澤秀吉。のびやかで力強いその歌声に、会場は一気に静まり返る。3ピースとは思えない音の厚みと、柿澤が投げかける誠実な言葉たち。強いメッセージと抒情的なメロディーで歌い上げたかと思えば、躍動的なリズムを響かせる「さざなみ」。5曲目の「ピノキオ」では、「何度だって歌うよ」という柿澤の決意のような言葉を受け止めるように、ステージに見入る観客の表情が印象的だった。

 続いて登場したのは、男女4人で構成されるSEBASTIAN X。タイトルの通り「フェスティバル」が始まったような軽やかさで、1曲目からステージを動き回るヴォーカル永原真夏。それを横目に、思いのままに演奏するベース飯田裕。2曲目の「ASO」では、無国籍なメロディーに永原の高く突き刺さるような声が跳ねる。4人それぞれの強い個性が混じり合い、曲調の変化が舞台の転換のようにころころと表情を変えてゆく。まるで小劇団の芝居を見ているようなステージだ。

 たったワンフレーズで、観客を自身の世界へ引きずり込んでしまったのは、多くのアーティストやクリエイターからも支持されている注目のバンド、OverTheDogs。一度聴いたら忘れられないヴォーカル&ギター恒吉豊の声には、脆さと強さ、相反するものが混在した危うさがある。3曲目の「逆さまミルク」、続く「おとぎ話」と、音を重ねるごとに会場は完全にOverTheDogsのものとなっていった。4月に開催されるWWWでのワンマンライブヴにもさらに期待が高まるだろう。

 疾走間溢れるリフを鳴らし登場したThe SALOVERSは、骨太なロックサウンドでその実力を見せ付けた。衝動や叫びを抑制したような彼らの音は、今日ここに集ったロックファンたちの期待を遥かに超えていただろう。一定の距離を保ちながら、赤みを帯びたステージでひたすら声を上げるヴォーカル&ギター古舘佑太郎。6曲目「狭斜の街」は、観客を煽ることも、のせることもせず、その音だけでオーディエンスに渦を巻くパワーを秘めていた。

 この日一番の歓声と共にステージジに現われたのは、そのステージパフォーマンスが話題を呼んでいるN'夙川BOYS。客席と限りなく近いマイク位置に、青・黄・緑の一際派手な衣装。次々に担当楽器が変わるという奇妙なスタイルで、1曲目「WWW」からもはやPOPでクレイジーな存在感を放ちまくっている。他の出演者が6、7曲歌う中、「俺らが4曲しかできひんのは、しゃべりすぎることにある!」と、観客を沸かせるマーヤ。「届けたい言葉は、届けたい言葉の曲を歌うより大事」という彼ららしい、愛に満ちたステージがそこに完成されていた。

 5時間を越える長丁場。熱気を溜め込んだステージでこの日のラストを飾ったのは、「ドアたち」がスペースシャワーTVのローテーション楽曲「it!」にも選出されたオワリカラだ。今、新たなシーンを目の当たりにしたいなら、彼らの名を挙げるロックファンは多いだろう。「ドアたち」の迫力で観客の注目を一気に集めると、2曲目の「MANGA」からは、4人それぞれが寝転ぶ・乗る・暴れるのやりたい放題。皆が別方向を向いているかのように見えて、完全な一塊になっている。アンコール、静まったかに思えたその衝動はさらなる熱を帯びていた。逆立ち、ジャンプ、放棄。ぐちゃぐちゃになったステージの上、オワリカラというバンドを象徴するかのように、ドラムの上にキーボード、ギター、ベースがひとつに重ねられている。それは終幕ではなく、何かへ続いていくメッセージのようだった。

 総勢7組ものアーティストが未知なる音と音で対峙し、真新しいライヴハウスに痕跡を残した一日。今日ここに来た観客は、列伝という維新を目撃したに違いない。

●取材・文/斉村朝子、撮影/平沼久奈

⇒スペースシャワー列伝 オフィシャルサイト
by ex_musicmall | 2010-12-31 01:38 | ライヴレポート
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