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<Podcastインタビュー>
平山雄一の「ライヴハウス虎の穴」

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竹内電気〈2008/09/01掲載〉
2008/08/11@下北沢CLUB Que
竹内電気【switch.pop.breaker】


ポップソングを単なるポップなメソッドで伝えない
彼ららしさが垣間見えたライヴ


竹内電気〈2008/09/01掲載〉_e0197970_0201997.jpg
 事務所から本日のライヴ会場へと向かう電車の中。普段なら帰宅ラッシュ時で超満員なこの時間の小田急線なのだが、今日はちょっとしたゆとりがある。そんな光景に"ああ、世間はお盆なんだな……"なんて実感するも、"もしや今夜のライヴもお盆なのでガラガラなのでは……"などと考えながら、本日のライヴ会場のQueの中に入る。しかし、やはりここだけはお盆知らず。電車での余裕が嘘のように超満員であった。

 今日は名古屋を中心に活動を行なっている5人組のポップス・バンド、竹内電気を観に来たのだ。前出のバンドのCABLLETSのプレイが終わり、まだその熱が残っているステージ上にキーボード他がセットされ、機材で賑やかになっていく。そんな光景を眺めながら待つことしばし。ファンキーで爽やかな山下達郎の「SPARKLE」のSEに乗ってメンバーがステージに登場する。その爽やかなSEとリンク、いや相反するように、上手(かみて)ギターの斉藤が髪止めを外し、セクシーに髪をかきあげる。「キモい」と「可愛い」の声が同じぐらい、苦笑の混じり合う客席からステージの斉藤目掛けて飛んでくる。

 ウィンドシンセ風のメロウなイントロと、ファルセットなコーラス、夏を感じさせる、彼らにはちょっと似合わない(失礼!)部分と、ドライヴ感とダイナミックさのある「summer time」から、この日のライヴはスタート。進むに連れ、曲の感情に身を任せるように、リードギターの竹内サティフォと斉藤によるツインギターとベースの加藤の前列3人が激しく体を動かしながらプレイ。それを観た僕の前にいた女の子達は、作品の印象以上の動きだったのか? 何度も「暴れるねぇ」「このバンド暴れるねぇ」と嬉しそうに連呼。そう、彼らは、その作品からはちょっと想像しづらいが、けっこうアクションの激しいバンドなのだ。そして、この曲では、間奏部分にてリードギターの竹内によるライトハンド奏法も冴える冴える。
竹内電気〈2008/09/01掲載〉_e0197970_0204092.jpg
 続いて2曲目はドラムのビートに合わせての手拍子の後、サビの部分の上昇感と開放感が印象的な「Hello Mr.Regret」に突入。そして、ここでも待ってましたとばかりに、メロウなギターソロを見せる竹内。そう、このバンドの魅力の一つに竹内のギターソロがあり、それは彼らの曲のほとんどに入っていたりする。そんな彼のギタープレイは、この後も曲ごとに存分に披露されていく。そして、3曲目は顔に似合わず(度々失礼!)、サイドギター&コーラス、時々ヴォーカルをとる斉藤が、甘く切なく歌う頭から入り、途中からのガツンとしたバンド・サウンドへのシフトチェンジがゾクッとさせる「nice to meet you」。Aメロでは、ベースラインとドラムといった音数の少なさから入るも、だんだんと音が加わり、サビではガツンとくる曲構成と、Bメロからはヴォーカルが斉藤からキーボード&ヴォーカルの山下にスイッチするといったバリエーションを楽しませ、併せて楽曲のドラマ性をより味合わせてくれた。

 そして4曲目。ベースのイントロが始まるやいなや歓声が上がる。そう、彼らの中でも人気の高いナンバー「RxIxSx」が飛び出したのだ。アーバン性とソフィスケイトさが中心にある同曲。そんな中、これまでタイトでスムーズなドラムを叩き出していたドラマーの苅谷が、歌詞の表わす感情の起伏や気持ちの揺れ動きを演奏面でも演出するかのように突如暴発性を交えて叩き出す。そして、それを経ることで、通常メロに戻った時により優しさやポップさが際立ったのだった。ポップソングを単なるポップなメソッドで伝えない彼ららしさも垣間見れる一瞬であった。

 そして、BOOWYのような歌謡ロック的な歌詞とアッパーさが魅力の「beat」が飛び出すと、ステージの色も変化する。今までのミッドのテンポの楽曲からノリの良い楽曲の登場に吸い付いてくるオーディエンス。特にサビのストレートになるところではかなりの盛り上がりを見せ、間奏のツインギターによるカッティングで絡み合うところと、そこを抜け出しサビに向かう開放感には、みんな"たまらない!!"といった表情を浮かべていた。続いて斉藤のちょっと長めのMCの後は、6曲目に8月20日に発売するニュー・シングル「milk tea」を一足先に披露。2本のギターとキーボードが切なく絡むイントロ。一瞬段々と音量も下がり、元に戻った際にガツンとくることを狙ったアレンジも秀逸。晩夏のこの時期にぴったりであったことも付け加えておこう。そして、ラストは明るくポップ、次へしっかりとバトンを渡すかのようなナンバー「Baby,I love you.」をプレイ。間の斉藤による甘い独白的な部分は賛否両論かもしれないが(笑)、ラストに向かって広がっていくワイドさが印象的なこの曲では、けっきょく最後はみんなを幸せな顔にさせたのが印象的だった。

 見かけ以上に爽やかで若者的(笑)な彼ら。僕の前で観ていた女の子達は、彼らのステージを初めて観て、果たしてどんな印象を持ったのだろう。彼らのライヴが終わってからしばらくは、嬉しそうに何か色々と話していたところをみると、かなり気に入ったように見受けられた。
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 ●取材・文/池田スカオ和宏、撮影:JOHN.C. B

⇒竹内電気 オフィシャルサイト
⇒竹内電気 アルバム『PLAY』インタビュー
⇒竹内電気 【「SHY!!」release tour -KONJOH-】ライヴレポート
by ex_musicmall | 2010-12-05 00:21 | ライヴレポート
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