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小谷美紗子 vs 凛として時雨〈2008/02/20掲載〉
2008/01/30@新宿LOFT
【小谷美紗子 vs 凛として時雨】


小谷ファンの凛として時雨が贈ったラブコールで実現した2マンライヴ

小谷美紗子 vs 凛として時雨〈2008/02/20掲載〉_e0197970_17545926.jpg
 昨年の夏以来、数々のイベント・ライブに出演してはオーディエンスの数を増やし続け、今や破竹の勢いの「凛として時雨」と、心に深く突き刺さる声と言葉とメロディを持つシンガーソングライター「小谷美紗子」という異色の組み合わせに、1月30日の新宿LOFTは平日だと言うのに超満員。以前から小谷ファンの凛として時雨が贈ったラブコールが実現のキッカケだったらしい。じつにLOFTらしいインスピレーションに富んだキャスティングだ。ガチガチのロックキッズから、ネクタイ姿の会社帰りのロック・サラリーマンまで、客層は色とりどり。期待に胸を膨らませてライヴの開始を待っている。

 最初に登場したのは、凛として時雨だった。345の歪んだベース・リフにピエール中野の重いドラムが乗り、そこにTKのディレイかかりまくりのギターが絡むところからライブは始まった。大好きな小谷との共演だからだろうか、TKも345も少し緊張気味なのか、声が上ずっている。が、ギター・ソロになると超刺激的なフレーズが溢れ出て、徐々にリラックスしていくのうかがえる。  

 3曲目「Sadistic Summer」あたりから、完全に本来の調子を発揮。タイトなドラム&ベースのコンビネーションに、繊細なギターのアルペジオが力強く寄り添っていく。ミディアム・テンポのジャムから、不敵なファンクへ。とにかく凛として時雨のアレンジは変幻自在。それは独特のスピード感を醸し出し、一方でヘビーなメッセージを飽きさせずにオーディエンスに届ける効果がある。メタルなテイストも含まれているのが、いかにも最近の人気バンドの世界的傾向で納得がいく。

 中でも「Acoustic」が良かった。ゆったりしたミディアム・バラードから激しいロックにジャンプするのだが、曲の底に流れる感情が一貫していて、音楽家としての力量の大きさを強く感じさせてくれた。途中で「あれ、俺のマイクがないな」と、ピエールが345のマイクを借りて話し出す。「兄貴は俺の10歳上で、the band apartのライヴで会ったりするんだけど、時雨のライヴには来ない。その兄貴がこの前、俺らの「DISCO FLIGHT」に感動してカラオケで歌おうとして、無理だったんだって(笑)。このライヴの後、時雨はレコーディングに入ります」。

 笑わせた後は、ピエール大活躍の「nakano kill you」だ。「先月、僕の誕生日に小谷さんのライヴを観に行きました。素敵でした」とTK。「次はしっとりした曲を演りますので、その後の小谷さんのライヴを楽しんでいってください」と言って、ラストは「傍観」。シビアな歌詞を心をザックリとえぐるように伝える持ち味が爆発して、この日のベスト・パフォーマンスになった。レコーディングのため、当分ライヴがないこともあってか、観客からは大きな拍手が上がっていた。
小谷美紗子 vs 凛として時雨〈2008/02/20掲載〉_e0197970_17555467.jpg
 インターバルをはさんで、小谷が登場。バックにドラムの玉田豊夢とベースの山口寛雄を従えている。共に100sやスネオヘアー等で活躍するメンバーだ。ピアノの小谷とドラムが向かい合ってセットされ、中間にベースがいる。お互いの顔を見ながらのステージだ。そして小谷が鍵盤を叩き、リズム・セクションが絡むと、素晴らしいセッションが始まった。

 オープニングの「YOU」で、小谷は八分音譜をピアノで刻みながら歌うのだが、その呼吸のコントロールの上手いこと上手いこと。聴く者の集中力は、歌う者の息の長さに支配される。小谷のフレージングの長さに、満員のオーディエンスが一発で引き込まれた光景は見事だった。続く「still have us」では完璧な英語を披露して大拍手。最初のハイライトは3曲目「消えろ」だった。凛として時雨と同じく、変幻自在なアレンジで翻弄しながら、的確に歌詞を届ける。凛として時雨が彼女をリスペクトする理由の一端を見た気がした。 「3年くらい前に初めてロフトでイースタン・ユースと一緒にライブをすることになって楽しみにしてたのに、その2日前に高熱が出てしまった。なので、今日はリベンジ。倍にして歌います」と小谷。
 「自分」が圧巻だった。淡々とした歌いぶりなのに、歌詞は徹底的に人間の欺瞞を暴く痛烈なもの。それをドラム玉田豊夢、ベース山口寛雄の二人の演奏が、歌をど真ん中から後押しして凄いのだ。グサグサ刺さりっぱなしの一曲になった。
 「いつもいいメンバーに恵まれて楽しくライヴができて幸せです」とメンバー紹介をしてラストに歌った「Rum&Ginger」は、LOFTと凛として時雨に「ありがとう」と言っているように聴こえて、本当に感動的だった。
小谷美紗子 vs 凛として時雨〈2008/02/20掲載〉_e0197970_17571689.jpg
 ●取材・文/平山雄一、撮影:松本誠司

⇒小谷美紗子 ミニ・アルバム『ことの は』インタビュー
⇒小谷美紗子 オフィシャルサイト
⇒凛として時雨 オフィシャルサイト
by ex_musicmall | 2010-11-23 18:01 | ライヴレポート
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